エアロ全盛期を彷彿とさせる華麗なボトムアレンジが息づく日向/ゴルフGTI。
素性の良い”GTIらしさ”をいっそう高める重厚なチューニングメニュー、ハイクオリティな足づくりは酸いも甘いも噛み分けたアダルトならではの完成度である。一見シンプルに映るが、派手やかな装いを敬遠しがちな向きには、こういう攻め方は好まれるはず。ケルシャー・カーボン×クラフテック×レムスによる華麗な競演が見て取れるボトムまわり。そこに組み合わせるのが、名門「TWS」のライツェントWX07という点が最大の見どころだ。
細やかなところにも気が配られ、それこそチューニングメニューは重厚にして最強規模の仕込みっぷり。アダルトチューニングかくありき、といえる豪華な内容を誇っていた。