【ガードレール】
事故に巻き込まれやすい公共物といえば、「ガードレール」。じつは、コレも販売されているし、国土交通省のホームページにも設置についての解説があり、価格が掲載されている。
それによると、よく見かける白いガードレールで4500円/mで、パイプタイプだと6000円/mと思ったよりも安い。ただし、これは部品だけの価格(支柱は除く)で別途作業料がかかるし、1mだけきれいにぶつけるということもないので、かなりの費用がかさむのは確実である。
【その他】
ほかに「交通標識」は、以前調べたところによると40万から50万円。こちらは、作業費込みとはいえ思ったよりも高額な印象。
また、「ポスト」はといえば、単体で10万円ぐらい。やはり下手に公共物に当たってしまうと高額を請求されることになるのだ。
よく調べていくと、部品や構造物もさることながら、作業費が高い。結局はお役所相手に納入されるので、民間のように少しでも安くしようということはないということ。
「どれも高いな」と思うのは、定価かそれ以上の”値付け”だからということは十分に考えられる。
飲酒運転など、こちらに重度の過失がなければ、自動車保険でカバーされるが、いまだに1割以上は未加入(無保険)というのが現状。
加入していないのは論外にしろ、対物の補償額についてもよく考えたほうがいいかもしれない。
(レポート:近藤曉史)