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いつかはクラウン、憧れだった旧世代を思いっきりイジる【VIP STYLE MEETING】

セダン系ミーティングで見つけた
トヨタの旧VIPセダン、ここに健在!

300台以上のセダンを集め、盛大に幕を閉じた「VIP STYLE MEETING(VIPスタイルミーティング)」。
会場となった岡山国際サーキットには、レクサス、トヨタ、ニッサンを中心にユーザーカーがズラリと展示され、VIPメイクでは希少なホンダやマツダのセダンも見ることができた。そんな会場内では、古き良き旧世代を乗るユーザーの姿も。
いま見ると懐かしく、いい意味で味が出始めている元祖「VIPの象徴」。前回は、ニッサン車を紹介したが、今回は「クラウン」と「セルシオ」という’90年代トヨタの二大巨頭をピックアップしたい。

 

13系ステータスの象徴「V8 4.0L」

「いつかはクラウン」のキャッチコピーで、1987年に登場した8代目クラウン(13系)。
4ドアハードドップに与えられた3ナンバーのワイドボディ、エアサス、トラクションコントロールなど、販売時期はバブル期と重なったことで、いまでも”当時の生粋VIP”が味わえる。この13系は、現在でもカスタムの世界で根強い人気。あえての昭和な香りが、たまらなくいい。

古き良きVIPな黒のボディカラーへ、メッキのフェンダーアーチモール、足元には「BBS RS」という当時にタイムスリップしたかのような1台。
あえてのフェンダーミラーも、おじさま泣かせ……ダ。

で、この13系といえばマイチェンで登場した「4000ロイサルサルーンG」抜きではやはり語れナイ。
クラウン最高峰に与えた心臓部は、これぞVIPというべきエンジン。フロントグリルやトランクに与えた「V8」の誇らしいエンブレムは、まさにこれがステータスだった。
現代のトヨタにもダウンサイジングの波が訪れている。すなわち、未来のクラウンに貼られることはないだろう。よって、このエンブレムはますます誇らしい!

 

 

不人気だった時代を乗り越え、
カスタムの世界で輝きを取り戻すクラウンVIP

13系のように必ずしも人気だったわけではない。時にはニッサンのセダンベースに注目が集まっていた時もあったが、クラウンには独自の味と良さがある。
そんな旧世代クラウンにおけるカスタムの魅力を再発見できた「VIP STYLE MEETING」。オーナーの愛情とセンスが詰まったユーザーカーをご覧いただきたい。

10系/20系のセルシオも見逃せない!

そして、トヨタのVIPセダンで忘れてはいけない存在、セルシオ。数は少なかったが、こちらもまだまだ現役のカスタムベースであり、ドレスアップもクラウンより個性派が多いという印象だった。

13系クラウンや20セルシオなど、いまでは手頃に購入できる”憧れのVIPセダン。
安くベース車を手に入れて、思いっきりイジるのも悪くない!

オシマイ

 

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