フルラッピングした赤メッキに
ブラック&シルバーのコントラスト投入
最近はラッピングの素材が進化してメッキボディも時々見かけるようになった。だが、たいていはゴールドだったりする。
だが、「VIP STYLE MEETING(VIPスタイルミーティング)」で取材したトヨタ・210系クラウンは、赤メッキ。それを基調に造形などの見た目ではなく、オーナーの平山さんは塗り分けの組み合わせでアピールした。
ここに至った経緯を聞いてみると「210系でやっていないことをやってみようということで赤いメッキを選びました。そしてエアロパーツの『VLENE X10』で塗り分けをしている人はいなかったので、それもやってみたわけです(笑)」。
ボディの赤にエアロは黒、ウインドウやドアノブはシルバーと、細かいところに相性の良い無彩色を使って赤色を引き立たせるというアイデアは、お見事といえよう。色の使い方の大切さがよくわかるお手本のようなマシンである。
外装はVLENE X-10で統一した210系クラウンアスリート。色使いが上品だ。
ホイールは前後ともヴァルケンBTCベーシックの9.5×20インチ。
リアもエアロパーツは黒。これにチタンテールマフラーを装着し、さりげなくカスタムを主張
サイドステップは、エアロパーツの全体を黒に塗りアンダー部だけをエッジを利かせるようにシルバーを配色している。
ラッピングだけどその上にコーティングも施工。だから防汚性なども抜群。
グリルやフォグは純正を活かしてクロームメッキのまま。しかしスポイラーのLED周辺はシルバーでアクセントを利かせた。
(撮影レポート:柴田幸治)