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【東京モーターショー】自動車メーカーが提案する「LED」魅せテクニック

コンセプトアイ、イーサバイバー、トヨタEV、スズキEV、ホンダEV、アーバンEVコンセプト

未来のクルマはカスタムのアイディア満載!
ヒカリの技術はここまで進化していた

「東京モーターショー2017」がいよいよ開幕。各メーカーの出展車両の中には、もちろんコンセプトカーも数多くあるのだが、特に今回目立ったのはEV(電気自動車)。しかも、ただのEVじゃ面白くないと、各メーカーとも電気をイメージさせる光り物パーツの使い方が面白かった。
ここでは、それらの中で、特に目立ったクルマたちをいくつか紹介しよう。

まずは、トヨタの「Concept-愛i(コンセプト・アイ)」。最新のAIで自動運転を可能にするEVだ。

そのリアバンパー部に施されたグラフィカルなゴールドの模様は、定期的にオレンジ色に発光。まるでジェット噴射のような演出は、なかなかの出来映えだ。未来的フォルムを持ちつつも、クルマ好きの心をバッチリつかむアレンジだといえるだろう。

また、タイヤ&ホイールのカバー部中央はグリーンに発光。エコなイメージをヒカリで表した上手い手法である。

 

お次は、スズキのコンセプトEV、「イー・サバイバー」。

未来のジムニーを彷彿とさせるスタイルを持つコンセプトカーは、ホイールのディスク面がブルーやグリーンなどに発光。これなら夜間走行でもかなり目立つこと間違いなし。歩行者やほかのクルマに認識してもらいやすい効果があると言えるだろう。

フロントまわりでは、ヘッドライトの周りにリング状のブルーLEDを装備。フロントグリル内にある5つのダクト部もブルーに光る演出を施している。

 

ホンダの「スポーツEVコンセプト」も、LEDヘッドライトの配光パターンが個性的だった。

リング状ライトの中に上下2本の直線的ライトをマッチング。また、ホンダの「Hマーク」エンブレムもLEDライトで光る演出で、近未来なフェイスイメージを築き上げた。

ホンダでは、ほかにアーバンEVコンセプトにも同様のヘッドライトを採用。こちらは、フェイスデザインや全体のフォルムが、まるで映画「カーズ」に出てくるキャラクターのようなポップなイメージで、キッズなどにも人気を呼びそうだ。

 

コンセプトカーでも一般車でも、光り物のアレンジは個性を演出するのにもってこい。これらを愛車のカスタムの参考にしてみてはいかがだろうか。

(撮影レポート:平塚直樹)

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