センスのあるスタイルアップを施す
ユーザーカーで見るカスタムテク!
スタイルアップでは「個性」がとても重要なポイントとなりますが、パーツ選びや手法のセンスも問われます。スタコンに参加するユーザーのなかにも、かなりセンスのある人達がチョイチョイ出てくるのでそれを参考にするというのもアリかもです。
ただ丸パクリしただけではなんの面白味がないので、一手間加えてさらに面白くするなんてのもイイかも。というわけで、ワタクシ「KUMA」が参考にしてほしいユーザーカーをピックアップしてみました。
【Side&Rear STYLE】
アイディアを駆使して個性的に仕立てる
サイドとリアで魅せる手段はたくさんありますが、ワンポイントやワザありテクを盛り込むことが効果的です。他車とは違う角度からアプローチしたり、王道パターンでも一手間加えるなど、工夫次第でどうにでもなるのがスタイルアップなのです。
トライ&エラーを繰り返して唯一無二のクルマを目指しましょう。
キレッキレではないチカラの抜き加減が絶妙
現行アウディにはない魅力があります。僕はバンパー同色にして乗っていましたが、樹脂色も捨てがたいですね。「ロティ」の20インチでマッシブですが、どこか脱力感を感じさせるのがいいなぁ。
王道の組み合わせを引き立てるこだわりの部分メイク術
真っ白なボディとギラギラのゴールドホイールの組み合わせがナイス。
白×ゴールドは鉄板の組み合わせですが、ホイールサイズや車高など、複数の要素が上手いこと噛み合っていますね。
天然素材を使用したナチュラルボディメイク
ただのオーバーフェンダーであればほかにも結構な数がいますが、藤原サンの場合はウッドを加工したというから驚き。これは流石に難易度が高いので他車とは被りそうにないです。
クルマの印象をガラリと変えるブラックアウト、スモーク化
クルマの雰囲気をビシっと引き締めるブラックアウト、またはスモーク化はスタイルアップにおいて効果的です。ただ計画性なく各部をブラックアウトしてもしつこいだけなので加減が大事。
感性豊かなアイディアでセンスあるモディファイ
ブラックのボディにパープルカラーのホイールが激シブです。しかも前後でインセットを異ならせているからさらにオシャレ。
大ワザでなくともアイディア次第でかなり化けるという好例です。
【Interior STYLE】
まるで自室のように楽しむことが大切
インテリアメイクは他人を乗せた時にこそ最大の見せ場がやって来るのです。同乗者を愉しませるような工夫を盛り込んだり、ドライブが快適になるようなグッズを取り入れたりと。インテリアパートに関してはスタイルアップもドライブも楽しむことが大切なのです。
限定アイテムを導入して他車との差をつける
スタイルアップにおいて自作ワザやアイディアは重要ですが、瀧井サンのようにレカロスポーツスター(グリーン)のような限定アイテムを導入することも手段の1つです。
内外装で統一感を持たせる
中塚ニュービートルは外装にウッドが使われているので、インテリアにも統一感を持たせています。
とくに自作のダッシュボードのナチュラル感はまさにアイディア勝ちですね。
自作ワザを盛り込んだオリジナルの室内空間
自作のインジケーターがもの凄く未来的なインテリアを演出しています。全員がそうではないと思いますが、こういったメカメカしいものってワクワクしますよね。
【Front STYLE】
目立つ部分ゆえに計画性のあるモディファイを心掛ける
ボディのなかでももっとも注目度が高いフロントパートは、オリジナルを発揮するのにもってこいの部分です。しかし計画性のないモディファイは微妙な結果になりがちなので、クルマの特徴をしっかりとおさえることが肝心です。
まずはどこをイジるか?今後どうしようか?を常に意識しましょう。
あえてクルマの特徴を消し新たにワンポイントを設ける
全体的なスタイルアップはシンプル路線ですが、あえてGTIの特徴であるグリルのラインを消し、GTIの文字に色を入れるとは恐れ入りました。こんなにオシャレなGTIは見たことないです。
定番を度外視するレザーラッピングの妙
ルーフをカーボンやブラック化する人はかなりいますが、意外とレザーラッピングを施す人ってそんなにいないのでは!? とても斬新でオシャレなクルマに仕上がってます。
絶妙に配色されたイエローが唯一無二のスタイルを築く
イエローの差し色がステキですが、やはり差した箇所、面積が絶妙です。やり過ぎ感もなくしつこさもないため、意外とあっさり見られます。何事も限度をわきまえることが大切ですね。
[レポート:KUMA]