エンジンスワップで注目の日本車たち
発想はいかにもアメリカ〜ンだった!
会場内で異質な存在感を放つ、変わり種の日本車3選 自由な発想が生み出したスペシャルなモンスターマシン! アメリカでは存在するはずのないあの名車も! 北米最大のカーショー・セマショーで多くの日本車が出展されていたことは前回お伝えしたが、今回はその中でも変わり種の3台をピックアップする。
【NISSAN 240SX】
「ロケットバニー」のボディキットに身を包み、ひと目でレーシングスペックなマシンだと分かるが、その真髄はフォード製の6.7リッター/V8エンジンのスワッピング。コイツをベースに、さらなるチューニングが加えられているそうで最高出力は、なんと910馬力を発揮しているとか。
「ウィルウッド」のブレーキキットなどまさにモンスターマシンと呼ぶに相応しい仕上がりであり、エンジンパワーを追い求めるアメリカ人ならではの発想と言えるだろう。
【SUBARU IMPREZA WRX】
それがこの「インプレッサWRX・ハッチバック」だ。気になる心臓部は、水平対向4気筒からニッサンの名機・RB26DETTへと違和感なくインストール。詳細なスペックは公表されていなかったが、見るからに凶暴なパワーを発揮してくれそう。
【NISSAN SKYLINE】
最後に紹介する「スカイライン(R33)」に至っては、北米では存在自体が稀少。
本国では中古車を輸入する場合「25年ルール」という制度が存在し、製造から25年以上経過しているクルマはアメリカの厳しい排ガス規制などから除外される。
RB26DETTへの換装やボディのワイド化は、日本ではメジャーとはいえ、そのベース車両自体が珍しいことに変わりなく、注目度は半端なかったのだ。
(撮影レポート:VIP STYLE編集部)