「ベイビィアイズ」がプロデュースした
“クーパーS”への魅惑アプローチ
シブいボディカラーが、ワイルドなフォルムとタッグを組んでホットでスパイシーな存在感を醸し出す。そんな佇まいに引けをとらないように、走りも充実させたスタイルアップの好例が今回の1台。
キュートなBMWミニのキャラクターとは不釣り合いにも思える、パンチの効いたビス留めオーバーフェンダー。その意外性がインパクトに弾みをつけるのだが、見れば見るほどしっかりとデザインされた造形美なので、不釣り合いは錯覚だったと納得する。
しかも刺激に満ちたフェンダーは公認修得済み。オーナーは、このボリューム満点のインパクトを堂々と楽しんでいる。
車両をプロデュースした「ベイビィアイズ」は、ユーザー目線でのモディファイを心掛けているだけあってリピーター率が高い。このBMWミニのオーナーも、そのひとりだ。
ずっと「ベイビィアイズ」仕立てのフィアット500でカスタマイズを楽しんでいたが、存分に手を入れたので、新たなるモディファイにチャレンジ。今から約半年前に現愛車に乗り換えた。
ド派手なフォルムだからこそ、ボディはブラックのラッピングでシックに。
しかし、マットやサテンの黒では味気ないため、ゴールドダストを散りばめた色味を使って、ひとヒネリを楽しむ。
足まわりは「ブリッツ」のダンパーZZRで引き締めて、パワーは吸・排気とECUから成る「ジョンクーパーワークス」のキットで向上。そして、さらなる高揚感を得るために、フィアット500でも
楽しんだ「デジテック」ECUチューニングを施す。
メーカーチューニングとも言えるメニューに対し、「デジテック」では専用データを用意している。
サーキットへ行かないし、特別スピードを出すわけでもないが、オーナーは「デジテック」の繊細な調律を堪能。信号の出だしでもまったく違うらしく、日常域の走行が楽になったという。
特に追い越しや坂道で威力を発揮。アクセルの動きに従順に力が湧き出て、イメージ通りにクルマが動いてくれる。パワーを速さだけでなく、心地良さに使っているのだ。
ルックスだけにとどまらず、走りの魅力も跳ね上げる。しかも安心の合法メイク。
これぞ「ベイビィアイズ」ならではのユーザー目線の仕立て方。
リアのオーバーフェンダーは60mmワイドという圧巻のボリューム。バランスよく無骨さを表現しているから違和感のない仕上がりに。
また、機能優先のマフラーも主張し過ぎることがなく良く似合う。シートは「レカロ」をチョイスして、見た目と機能のダブルでグレードアップを図った。
ノーマルの184psに対して「ジョンクーパーワークスキット」の導入で192psを発揮。さらに、「デジテック」のECUチューニングで220psをマークさせた。
SPEC
エクステリア)
LBワークス・ボディキット/ニンジャスタイル・ダックテール/オリジナル・ラッピング
フットワーク)
ワーク・マイスターM1・2ピース(9☓18)
ヨコハマ・Sドライブ(225/35)
ブリッツ・ダンパーZZ-R
チューニング)
ジョンクーパーワークスキット/デジテックECUチューニング
インテリア)
レカロシート/ミニマックス・メーターフェイス/ピボット・ブースト計
ベイビィアイズ TEL043-301-5141
http://www.babyeyes.jp/