スタッドレスこそ安心して使いたい
人気メーカーの新作5モデルを紹介
例えば、ブリヂストンの「ブリザック」は、特に降雪地域で高い評価を得ている。
北海道・東北主要5都市で15年連続1位の装着率を誇り、北海道のタクシー装着率もトップ。じつに、札幌市ではタクシーの70%以上がブリヂストンを履いているという。つまり、プロも性能の高さを認めた証。
“スタッドレスタイヤ”は、信頼できるメーカー選び”が重要、である。
そして、今年も履いて安心できる新作スタッドレスが続々と登場。どれもが一流メーカーならではのコダワリが投入されている。
氷上性能と耐摩耗性がさらに進化した
フラッグシップスタッドレス
BRIDGESTONE【BLIZZAK VRX2】
『VRX2』は、氷上ブレーキ性能を大幅に向上させたうえ、立体的なサイピングを作用させ高い水膜除去を可能としただけでなく、ブロック剛性も24%強化。ステアリングの手応えをしっかりと確保し、さらに耐摩耗性も向上させている。これにより経年変化を抑え、複数年性能が維持できるという。
実際に雪道を走ってみると、新開発したコンパウンドの粘着力から氷上とは思えぬほどのグリップ力が感じられた。ブロック剛性を高めたことで、重心の高いSUVやミニバンでのマッチングも良好。乾燥路面から圧雪、氷結路とめまぐるしく変化する路面にも安定して追従する性能を確認できた。
(レポート:中谷明彦)
BRIDGESTONE【BLIZZAK VRX2】:14〜20インチ(全96サイズ)
氷上制動性能を15%もアップ
ウェット路面での性能にも自信あり
YOKOHAMA【iceGUARD6】
また、新開発の「ダブルマイクログルーブ」が装着初期から優れた氷上性能を発揮するほか、「クワトロピラミッドディンプルサイプ」により剛性を高め操縦安定性にも磨きをかけた。ロングライフや低燃費性能も向上。ノイズも大幅に低減し静粛性も高めている。
YOKOHAMA【iceGUARD6】:14〜19インチ(全69サイズ)
アイスバーンでより安全に止まる
GOODYEAR【ICE NAVI 7】
優れた氷上ブレーキ性能やコーナリング性能を発揮するうえ、ドライ/ウエット性能も高次元でバランスされている。
GOODYEAR【ICE NAVI 7】:13〜19インチ(全67サイズ)
ハイト系特有のふらつきを抑える
TOYO【Winter TRANPATH TX】
「止まる/走る/長持ち」性能をしっかりと実現した、ハイト系専用のスタッドレスタイヤが『ウインタートランパスTX』である。
TOYO【Winter TRANPATH TX】:15〜19インチ(全31サイズ)
摩耗時も安定した性能を誇る
MICHELIN【X-ICE 3+】
凍った道でもしっかりと止まるアイスブレーキング性能を新品時で4.5%、摩耗時ではなんと11.5%も向上させている。仮に50%摩耗しても安心のドライビングが可能だという。
MICHELIN【X-ICE 3+】:15〜18インチ(全15サイズ)