STPE3.アルミパテを盛る
ホイール用のパテをヘラに取って、少しずつキズとその周囲に盛り付け。乾燥してから削っていくので、周囲より盛り上がるくらいがポイントですね。パテが乾燥(外気温20℃で約1時間)したのを確認後、周囲と同じ高さになるまでサンドペーパーで磨きましょう。800番のあとに1500番の細目で仕上げます。
あとは、再度ミガキ剤をクロスに取って、拭き取ればパテ盛りの工程は完了。
STPE4.専用塗料でペイント
ここからは、いよいよ塗装のステップです。
まずは、不必要な部分やタイヤに塗料が付着しないようにマスキングしますが、タイヤ部分はガムテープを代用。使用する塗料は、耐候性に強く、サビにも強いホイールカラーペイントを使いました。塗料をしっかりと振ったあと、塗る面と15~20cmの間隔をあけてスプレー。
一度に厚塗りせず、何度か繰り返して噴き付けていくのがコツです。細かな部分の塗装なら、タッチペンを活用するのもアリですよ。
ついに完成!
いかがでしたか?
今回の塗装はタッチペンとスプレーを使ったけど、塗装跡を目立たなくするには、やはりスプレーのほうがベター。どっちにしろ、完成を美しくするポイントは“根気”。サンドペーパーの磨きやコンパウンド仕上げなど、焦らずていねいに実践してみましょう。なお、屋内で塗装するときは、換気を忘れずに。パテの硬化時間も気温によって変わってくるので注意してくださいね。
(取材協力:武蔵ホルト)