ブリッツ・スーパーチャージャーが１年の歳月をかけて遂に完成！その走りは？

『HIACE style編集部』

7年前

ハイエース乗りの悩みを解消！
市街地やハイウェイで威力を発揮する

開発を開始してから約1年。待望のトヨタ・ハイエースに向けた「ブリッツ」スーパーチャージャーキットがついに完成を迎え、2018年1月に発売となることが決定した。
ハイエースは、特に標準ボディのガソリン車では顕著だが、荷物を積んだ状態でのパワー不足が一番の悩み。「ブリッツ」開発陣も身をもって体験してきたことであり、そんな悩みを解消するスーパーチャージャーをついに完成させた。狙いはパワーアップというよりも、走りやすさ、スムーズさ。
アクセルを踏んだ瞬間にタイムラグなしでトルクが乗り、アクセル開度に応じて自然なフィーリングでしっかりとパワーが付いてくる印象。
3000〜4500回転くらいが効果を体感できるオイシイ回転域となり、街乗りでアクセルを踏み足した時など、これでググッと快適に走れる。

燃料を効率的に増幅、燃焼効率を高めるフューエルコントローラー。装着後の燃料はハイオク指定となるが、燃費を高める工夫も施される。

「ブリッツ」が伝統的に採用しているヴァルケン式の高効率スーパーチャージャーを採用。これまで他車でも実積のある構造で、信頼度はバツグンだ。

４本だしマフラーも急ピッチで開発中

おなじみの『ニュルスペックマフラー』も、音量調整を残すのみの最終段階に突入。スーパーチャージャーに合わせたストレート構造を採用し、パイプ径は60φ。SUS304オールステンレス製で、来春発売予定。

片側出しとなる純正はバンパーにマフラー用の切り欠きがある。これを目隠しするための『フラットリット』はすでに発売中。バンパーフラットリット ¥15,000

Impression「中速域がグッとトルクフルに！」

装着後は最大パワーが約18ps、最大トルクが約26Nm上昇。抜群に乗りやすく、ストレスのない乗り味となるのが特徴で、ガツンとではなく自然にパワーが付いてくるトルクフルなフィーリング。まるで排気量が大きくなった感覚だ。

トルクやパワーは全域に渡って上昇。これが走りやすさを生み出すポイントであり、2リッターのトルク不足を解消する。