国内屈指のレンズメーカーとのコラボ
日本人にジャストフィットする専用設計に
「STI」は、グッズの分野でも目を見張る意欲的な活動を推進している。“ドライバーのチューニングパーツ”というコンセプトで機能が伴う物作りが行なわれているが、注目したのはドライビングをする上で重要な要素である“視覚”をサポートするサングラスだ。
じつはサングラスは同社がWRCに参戦していたころからラインアップしていたものの、かつては機能よりオシャレの一部という扱いであった。
「当時は樹脂製フレームにレンズ状の物が入っている“サングラスっぽい”物でした。いつか本物のサングラスに再チャレンジしたいな……と。色々なサングラスを掛けて思ったのは、顔の形は日本人と外国人で違うこと。日本人にフィットするサングラスを求めて飛び込んだのが『スワンズ』と『タレックス』でした」と語るのは、「STI」グッズ開発担当の坪川彩美サン。
また、『タレックス』は眼鏡レンズ発祥の地、田島町(大阪)で生まれた偏光レンズ専門メーカーで、全工程の60%以上を手作りという拘りの視界は世界からも高評価を受ける。最近はレンズ以外に製品(=サングラス)ビジネスも展開中だ。
というわけで、レンズ業界で日本を代表する老舗2メーカーとコラボしたSTIの最新サングラスをご覧いただこう。
【ドライビングサングラス(ブラック)】
『スワンズ』のサングラスは、強度の高いポリカーボネート製偏光レンズと高弾性プラスチックフレームを組み合わせ。
軽量で日本人に合わせた設計のためフィット感が非常に高く、「ノーズパッド一体型のサングラスは鼻が低いとズレ落ちてしまうので敬遠されがちですが、これなら大丈夫です」と、開発担当の安東さやかサン。
ドライビングサングラス(ブラック) ¥15,660(税込)
【STIドライビングサングラス/ドライビングサングラス lens by talex】
一方、『タレックス』は同社で絶大な人気を誇るトゥルービューシリーズを全周枠のあるフルリムタイプと、リムレスと呼ばれるポイントフレーム2タイプで用意。前者には見え方に拘った両面マルチコートを、後者のリムレスにはファッショナブルなミラーコートを採用する。
ちなみに両フレームとも鯖江(福井県)にあるフレームメーカーがSTI専用にゼロからデザイン。ニュルのS字コーナーをイメージしたカッティングラインはフレキシブル性が高く、さまざまな顔幅にフィットする。また、テンプルエンドはステアリングのようなディンプル加工を施すことで滑りくいのもポイント。
「『タレックス』のレンズは眩しさを抑えながらも、とにかく明るいのが特徴です。雨の日でもセンターラインがハッキリ見えるほど。晴れた日の高速道路はもちろん、峠道でも安心感が高く、運転もラクになりますよ」とは、坪川彩美サン。
また、タレックスのサングラスには専用の眼鏡拭きが付属される。
「無理を言ってチェリーレッドのSTI専用品を作ってもらいました。ケースが黒なので開けた時に映えますし、これだけほしいという人もいます」と安東さやかサン。
“lens by talex”シリーズには鼻への負担を軽減するアーチ型のノーズパッドを採用。経年劣化が少ないドイツ製の部品を使用する。
STIドライビングサングラス lens by talex ¥41,040(税込)
ドライビングサングラス lens by talex ¥45,360(税込)
なお、STIでは他にも『サングラスホルダー』も用意。発売以来、隠れたヒット商品だという。
6カーブ用の本革製サングラスホルダーは、留め具にドライカーボンを採用。内部はSTIオリジナルカラーの革を用いるなど、スバリストには堪らない内容だ。
サングラスホルダー ¥16,200(税込)
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