連覇して縁起のいい”旨カレー”!
ゲンを担いで変わらぬ旨さを伝授
スバリストの間でも話題!? の「STI」が作るカレーライス。
「STI」といえば”スバルテクニカインターナショナル”の略称で、れっきとしたスバルのモータースポーツ部門。その高性能な市販車だけでなく、スーパーGTといったレース活動でも活躍してますよね。
そんな「STI」のチームスタッフが、ニュル24hレースでしか食べられなかったまかない飯の味を伝授。日本でも堪能したいというアナタのために、特別に作り方を教えてもらいました。
ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦する「STI」。
そのまかない飯として、スタッフとコアなファンではお馴染みとなっているのが”ニュルカレー”だ。今回は実際に現地でカレーを作る、STIの篠崎久美子サンとSTI NBRチャレンジスタッフの渡邉友里サンから教えてもらいまいた。
具材一覧 ニュルカレー(約15人前)
にんじん ………中1本
玉ねぎ………中2個
じゃがいも……… 中4個
ひき肉(合い挽き)……… 500g
カットトマト缶詰(400g)………1缶
カレールー(辛口:甘口=8:2)………20人前分
水………2ℓ
チーズ(2枚/1人前)………適量
お米………約1升
1.まずは野菜を刻んでいく
まずは野菜のカットから。じゃがいも、玉ねぎ、にんじんは皮付きのまま粗みじんに。現場ではどうしても火力が弱いので、火を通しやすくするための秘策。
おふたりはレース運営にも関わっているので、調理時間の短縮にもなるという一石二鳥な工夫がなされているのだ。
2.ここで隠し味投入
強火で煮込み、沸騰したら弱火に。野菜の芯がなくなったら、ここで隠し味のトマト缶(カットトマト)を投入します。
コレで甘みと酸味をプラスできて、味に深みを与えられるとか。今回は1缶(400g)を投入。
3.お肉とカレールーを入れてさらに煮込む
トマト缶を入れてひと煮立ちしたら、お肉を入れる。
ひき肉としているのは「粗みじんの野菜と一緒に、ひと口で食材すべてを食べられるから」と篠﨑さん。ちなみに使用するルーにはこだわらず、今回は辛口と甘口をミックスさせた。
4.ニュルのコース型でチーズをカット
現地のオフィシャルショップで買うことができる、ニュルのコースを象った型でスライスチーズをカット。このクッキーカッターは、サイズが大きくてチーズ1枚ではサイズが足りないため2枚をつなぐように。
5.きれいに盛り付けて完成!
チーズはオールドコース側をルーに乗せるのが「STI」流。おふたりもちゃんと再現できるか不安だったそうだが、現地と同じ味わいで大成功。
ぜひともお試しあれ!
実際に現地で食べた関係者が試食
スプーンは、なんと「STI」が発売した『カレースプーン(NBR2017バージョン)』を使用。
独自の形状はカレーの食べやすさを考慮したもので、パクッと口に入れてから抜くときのフィーリングが堪らない。
1本2160円と高価だが、限定200本は既に完売。コップも同じく「STI」の『クーリンググラス』(7560円)で、昭和7年創業の菅原工芸硝子の製作によるハンドメイド品なのだ。
ちなみに、ニュルブルクリンクのコースを象ったチーズは、’13年の参戦時より追加したもの。
この「STIニュルカレー」、STIフェチはもちろん、年始のおせちに飽きたという人にもおすすめですよ!
[リポート:スバルマガジン編集部]