エアロレスでセンス良く魅せるバンスタイル!
スポーティスタイルが主流となるNVカスタムの中で、どうやってオリジナリティを打ち出すか…。思案の末、エアロレスのバンスタイルといったシンプル方向へ向かったのが山下サンだ。
もちろん、ごまかしが利かないスタイルゆえに白×黒のカラーバランスや細部の煮詰めは要求されるが、退色やキズ防止効果を狙って施したブラックのチッピングペイントやレンズ類のさりげないスモーク処理で巧みにカバー。ボディになじむフェンダーライン&機能美を放つ『ボルクレーシングTE37SB』による足元魅せと相まって、バンとは思えないほど上品かつ洗練されたオーラを放っている。
インパクト狙いの足し算ではなく、ボディとの調和を第一とするゼロコントロール。センスが問われる難関を見事にクリアした、注目の一台だ。
建材からヒントを得た質感コントロール
黒バンパーを投入しただけでは退色、キズでチープさにつながる。そんな時に出会ったのが均一なザラつきを持つ建築用塗料。バンパーはチッピング、ボンネットはマットと、質感の異なる黒使いが成功へのカギを握った。
機能美を引き上げるイエローのアクセント
白×黒で徹底しているからこそ、キャリパーカバーのイエローが最上級のアクセント効果を発揮。シンプルボディゆえに、足元には圧巻の機能美を放つ『ボルクレーシングTE37SB』がチョイスされた。
白×黒のカラーコーデはメリハリ感も重要。白のボリュームが大きいサイドセクションをどのように魅せるか、今でも試行錯誤中とか。
インテリアもエクステリアとバランスを取りつつ、黒基調で展開。DIYで張り替えたトリムはステッチを奥様に施してもらった合作だ。
オーナー:山下修次郎サン(大阪府枚方市・41歳)
ベース車両:NV350キャラバン・標準ボディ
from ガレージフェイス
「均一なザラつき感にピンときて、チッピング塗装を施した山下サン。シンプルだからこそ、熟慮してアプローチする慎重さとカスタムの先陣を切る大胆さで、愛車と向き合う!」
SPEC
5)ボルクレーシングTE37SB(18×8+38) 6)グッドイヤー・イーグル・LS2000(225/45) 7)F:ビルシュタイン・ショック+ユーアイビークル・スタビブロック+強化スタビ+玄武・スタビリンク、R:ビルシュタイン・ショック 10)ギブソン・ボンネット/オーバーフェンダー、ベリーヴァリアント・グリル、ヘッドライト・スモークペイント、HIDフォグ、ヴェレンティ・テールランプ 11)MOMO・ステアリング、不明シートカバー、MGRカスタム・ベッドキット、K-TAKA・カップホルダー/アームレスト 13)アルパイン・スピーカースペック概要:1)フロントスポイラー 2)サイドステップ 3)リアスポイラー 4)リアウイング 5)ホイール 6)タイヤ 7)サスペンション 8)マフラー 9)ブレーキ 10)エクステリア 11)インテリア 12)チューニング 13)オーディオ