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NISMO FESTIVAL 20th anniversary『ニスモフェスティバルの20年史を振り返る2001~2005』

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日本一速い男・星野一義選手のラストラン

『2002y 第6回ニスモフェスティバル』

‘70年代を代表する日産の名ドライバーがまた一人引退

‘02年のNISMO FESTIVALは星野一義選手ための日だった。ラストランを見ようと過去最高の4万9000人が来場!あいにくの雨模様だったが、最後の最後まで熱い男の走りは健在だった。すべての来場者が「ありがとう」と叫んだ。ニスモフェスティバル、星野一義、グループC、ニスモフェスティバルの歴史、ドリフト、GT-R、フェアレディZ、ハコスカ、ニスモ、

 

涙雨が降る富士の裾野に4万9000人が大集結!

12月1日に行なわれた第6回は、日本一速い男の称号を持ち、熱い走りでファンを感動させた星野一義選手の引退イベントの色が強かった。
過去5回のイベントは晴天に恵まれたが、初めての雨天開催となった。時折ドシャ降りに近い雨により路面状態は悪く、走行イベントがパレードランに切り替わるコンテンツも多かった。真剣バトルが見ものであり、この年からGT-Rに加えてシルビアも交えるなど注目が高かった”チューナーズバトル”も本気の走りを見ることは叶わなかった。そんな冬の冷たい雨の中、星野一義選手のラストランを見ようと、20回のNISMOフェスティバルで最高の4万9000人の観客が集まった。

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星野一義選手がどれだけ多くの人に愛されていたかを象徴する引退式の最後のシーン。平成29(’17)年で20回を迎えるNISMO FESTIVALで胴上げされたドライバーは星野選手ただ一人だ。記憶にも記録にも残る名手だ。

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恒例の復活車両は、星野選手の希望でチェリーX1-Rレーシング、そしてスーパーシルエットのニチラ・インパルシルビアターボが選ばれ、さらにGT-Rファンにとっては印象深いグループAのカルソニックスカイラインはホワイトボディから新規で製作。前日のチェック走行でも「今まで乗ったグループAで一番良いね」と星野選手も絶賛した。
一方、パドック内には“星野一義ミュウジアム”が作られ、ゆかりのマシンやトロフィーなどを展示。終日、観客の列ができていた。そしてフィナーレは全参加者、ニスモスタッフ、そしてスタンドのファンが見守る中、ホームストレートに用意されたマイクの前に立った星野選手。その目から涙があふれる。スタンドからの星野コールもいつしかすすり泣きに変わり、会場が一体となる最高の引退式となった。

 

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星野選手がドライブした歴代マシンを集めて記念撮影。CABINカラーのF3000はカルソニックスカイラインと並ぶ星野選手の代表マシンである。

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マーチが新型のK12型にチェンジするのと同時に産声を上げた「マーチカップ」。’03年のシリーズ戦を前にイベントでエキシビジョンが行われた!

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グループAレースを愛するレプリカ軍団によるパレードランも実施。往年のレースシーンが甦る走りに、多くのファンの胸は熱くなったに違いない。

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’98/’99年のBTCC制覇したP11プリメーラは日本のJTCCのみならず、欧州のツーリングカーを中心に大活躍。彼の国では人気の1台なのだ。

 

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