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まだまだ現役! HKSが1JZツアラーV用『GTⅢ-RSスポーツタービン』を発売

チューニングファンに根強い人気の
JZX系にHKSの新作ターボキットを!

FRにツインターボの280psという組み合わせで、ドリフト勢に大人気を博したトヨタ『マークII』『チェイサー』『クレスタ』のツアラーV(100系クレスタはルラーンと呼ばれるが)。チューニング界の大御所「HKS」では、これまでにGT2835やGTⅡなどJZX用ポン付けターボをリリースしてきたが、このほど『GTⅢ-RSスポーツタービン』に、待望の1JZ-GTE用が追加された。

純正エキマニのまま装着できるポン付けタービンで、馬力はベースエンジンの仕様や過給圧によっても異なるが、HKSの社内テストでは最大ブースト圧1.5kgで480psをマーク。ピーク馬力は従来のGTIIとさほど変わらないが、ピーク出力に至るまでの過給圧の立ち上がりが圧倒的に速い。
低回転域からブースト圧が掛かるから全域でトルクフルだし、結果として速く走れる。ストリートでも扱いやすい特性のターボに仕上がっているのだ。

オイルや水の管理がシビアなボールベアリング式に対して、GTⅢ-RSで採用したジャーナル(メタル)軸受けは、それほど神経質にメンテナンスが求められないのも特徴。もちろんエンジンオイル交換は早めにするに越したことはないが、多少ラフに扱っても根を上げないのは、ユーザーとしては歓迎すべき点だ。JZX100の純正ターボは元々の風量が小さいうえに、セラミック製のインテークブレードを採用しているため耐久性がネック。しかもツアラーは登場からすでに20年余りを経ており、リフレッシュ時期を迎えるクルマも増えてきた。中古車を入手したユーザーのなかには本来の性能を発揮していないことに気が付かず、そのまま乗り続けているオーナーがいるのも現実だ。

そこでパワーアップはもちろん、リフレッシュのためにも導入する価値がありなのが、このGTⅢ-RSタービンキット。ブーストアップだけでは320~330psが目一杯なのに対し、先述した通りGTⅢ-RSならラクに400ps以上が狙える。
元々1JZは頑丈で、エンジン本体を強化する必要もない。排気量が2500ccもあり排圧も高いので、サイズが大きいタービンを組み合わせるのにピッタリの潜在性能を秘めており、ガンガン走りたいひとはもちろん、街乗りメインのユーザーにも自信を持ってオススメできるターボキットといえる!

 

HKS
GTⅢ-RSスポーツタービンキット ¥260,000

エッチ・ケー・エス TEL0544-29- 1235
https://www.hks-power.co.jp/

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