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NISMO FESTIVAL 20th anniversary『ニスモフェスティバルの20年史を振り返る2006~2010』

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ダットサン富士号が現代の技術で完全レストア

『2008y 第12回ニスモフェスティバル』

これまでサーキットで闘うレースカーを中心にラインアップし、その歴史を紐解いていた『NISMO FESTIVAL』。’08年は海外ラリー参戦50周年というテーマでラリーという新しい息吹が注入され、新たな楽しみが増えた。
ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

日産歴代ラリー車が初登場。土の上での大活躍も紹介!

平成20(2008)年シーズンから第3世代のR35型GT-Rによるレース活動が始まった。そのデビューイヤーのスーパーGTで見事チャンピオンを奪還。9戦7勝という圧倒的な強さでシーズンを締め括ったとなれば、その年のニスモフェスティバルも当然GT-Rが主役。ニスモフェスティバル、2006~2010、ニスモ、GT-R、ハコスカ、ダットサン、ラリー、スーパーGT、グループA

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フィナーレでは’08年シリーズを制覇したザナヴィニスモGT-Rが中央に。ゼッケンを23番からチャンピオンの1番に変える粋な演出も行われた!

“NEW LEGEND OF RACING GT-R”のサブタイトルを掲げ、日本モータースポーツ史で数々のドラマを刻んだ歴代GT-Rが一堂に会した。なかでもフィナーレ直前の”GT-Rスペシャルバトル”はこの日のメインコンテンツとして、熱い視線が送られていた。
また、’08年は日産が海外のモータースポーツに進出して50年の節目にあたる記念すべき年。昭和33(’58)年、日産は豪州ラリーに2台のダットサン210を送り込み、1台がクラス優勝を成し遂げた。当時、初の国際ラリーでのクラス優勝は日本国内を大きな反響の渦に巻き込んだ。その時の優勝ドライバーがニスモの初代社長である難波靖治氏(故人)。

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日産初の海外モータースポーツへの挑戦は豪州ラリー。初の国際ラリー参戦でクラス優勝を果たした。その時のドライバーが難波靖治NISMO初代社長(故人)。日産の歴史を知るミスターKこと片山豊氏(故人)と共に創成期のモータースポーツの歴史を語った!

“海外レース参戦50周年パレード&ファン感謝セレモニー”では難波元社長のドライブするダットサン富士号のほか、サファリラリー優勝の510型ブルーバードSSS、初代フェアレディ240Z(モンテカルロラリー参戦車)、S110型シルビア(サファリラリー参戦車)、N14型パルサーGTI-R(RACラリー参戦車)などラリーの日産時代を象徴するマシンたちがレストアされて富士のレーシングコースをパレードした。ラリーカーが同イベントを走るのは’08年が初めてであり、往年の活躍を知るファンも楽しめた。

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富士のホームストレートにラリーカー。ミスマッチな感じもしたが、意外なほど似合う。初めてラリーカーがレストアされ、5台のマシンが集った。

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ピットレーンにはエキサイティングコーナーを設置。コースアウトするレーシングマシンを特等席で見られるこのエリアには人の波が押し寄せた。

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長年スーパー耐久レースをGT-Rで闘ってきた砂子塾長もこの日でレーシングスーツを脱ぐ。最後の熱いスピーチに惜しみない拍手が送られていた。

 

【↓次ページに続く↓】

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