SUVやミニバンにハマる”EVO”、
Kカーで上級の足元を描く”EVITA”もデビュー
<Kranze Weaval 100EVO>
「クレンツェ」では、この数年において3ピースモデルをモノブロック(1ピース構造)化したモデルも輩出している。”EVOシリーズ”だ。
2018年モデル『ウィーバル』にも、このEVOシリーズを展開。手工芸のような繊細なデザインはそのままに、スポークはリムフランジへと伸びる意匠を与えたのが『クレンツェ・ウィーバル100EVO』である。とはいえ、単なるモノブロック化ではない。各部のラインや曲面を調整しつつ、フェイスのラウンドも設定サイズごとに見直すなど、1ピース構造でのベストを見出した。この1ピース化による恩恵は大きく、視覚的な大口径感は破格。3ピース構造よりも伸びやかで重厚な印象を与えるため、ミディアムクラスはもちろんのこと、SUVやミニバンといった重厚ボディとのマッチングは言うまでもないだろう。
曲線と曲面とで、まるで手織りの布のような繊細さと温かみを宿したディスクデザインは継承。リムエンドまで伸びるスポークを融合することで、強烈な足長感を実現した。
カラーはSBCポリッシュを設定。
クレンツェ・ウィーバル100エボ
18インチ(7.5J) ¥74,520
19インチ(8.0J) ¥84,240
20インチ(8.5/9.5J) ¥96,120/¥98,280
21インチ(8.5J) ¥103,680
22インチ(9.0J) ¥108,000
■P.C.D/H:100/5、114.3/5
<Kranze EVITA Klein Form>
そして、2018年モデルにはもうひとつのクレンツェもデビュー。Kカーやコンパクトカーをターゲットとした、4H専用シリーズ「クレンツェ・クラインフォルム」の第3弾だ。スペイン語で「命の息吹」を意味する”EVITA(エヴィータ)”の名を持つ、8交点メッシュを軸に三次元デザインを取り入れた『クレンツェ・エヴィータ クラインフォルム』である。オーナメントに向かってY字スポークの切断面を伸ばすことで、センター部にも3D造形をプラス。躍動を全身で感じさせるスポークは三次曲線でデザインし、リム幅に制限のあるサイズでもしっかりとディスク面のボリュームを主張する。
4穴専用品らしく、ホールとの干渉を避ける8交点メッシュデザインを採用。リムの深さやスポーク長を強調すべく、スポークエンドは屈折形状としたのも『クレンツェ・エヴィータ クラインフォルム』ならではの魅力だ。
仕上げもワンランク上の質感を投入。人気のSBCポリッシュに加え、切削面を際立たせるブラックメタリックポリッシュの2カラーをラインアップする。
クレンツェ・エヴィータ クラインフォルム
16インチ(5.5~8.0J)●¥52,380~¥80,460
17インチ(5.5~9.0J)●¥57,780~¥88,020
■P.C.D/H:100/4
「クレンツェ」の2018年を飾る3部作。
ワンランク上のドレスアップと、フラッグシップの威厳を手に入れたいならばチョイスすべきモデルである。
ウェッズ TEL03-5753-8201
http://www.weds.co.jp