居住空間はハイト系に負けるけど、
スタイルアップでカバーできる素質あり!
人気車種ならば、街中で埋もれてしまう。数少ないマイナー車ならば、ちょっぴり手を加えるだけで目立ちやすく個性も発揮しやすい。そんな、あえて不人気な車種ベースの提案。
“イジると意外と化けやすい”「カスタム・マイナー車選び」。 今回は、まもなくマイナーチェンジを控えるホンダの「ジェイド」をご紹介しましょう。
「ジェイド」ってどんなクルマ?
全高1,500mmちょっとのフォルムを見てもわかるように、4代目オデッセイやストリームの後継車と言われている5ドアミニバン。背の低い美しいフォルムと居住性を両立する「超高密度低床プラットフォーム」を採用しています。
そして、この低重心化を図るため、足回りには贅沢にもダブルウィッシュボーン式を採用。エンジンは1.5リッターのハイブリッドとターボモデルとなり、ボディ剛性の高さも相まって走りの良さに定評があるのです。
しかし、いまやミニバンの主流は、”スライドドア”を採用した”ハイト系”。加えて、スペース的にも不利な「ジェイド」は、そんな影響もあって直近では月販100台余りと苦戦中。
これは、ジェイドがデビューしてから2カ月後に登場した「ステップワゴン」の約2.5%という不人気ぶりで、まさにマイナー車の域にさしかかっているワケなのです。
カスタムするとハイト系より化けやすい!?
そんなミニバンに求められる要素が少ない「ジェイド」ですが、スタイルアップにはミニバンらしからぬ低床ボディが有利。
特にローダウン時のビジュアルは、ハイト系ミニバンよりも美しい肢体を描いてくれると思うのです。マイナー車とはいえ、じつはエアロや足回り関連などアフターパーツもそこそこ充実しているのもポイント。パーツ選びに困ることもないでしょう。
ホンダらしいハンドリングの良さとキビキビした走り。
中古車価格は150万円〜と、現行型ゆえにまだまだ高値ですが、ローダウンとホイールだけでもサマになりますよ。「ジェイド」は若者はもちろんのこと、小さなお子さんを持つファミリー層にも強く推奨したいのであります!
*下の画像はCGとなります
(レポート:ちんサブ)