海外で若いドライバーとR35型のGT3車両が活躍
『2015y 第18回ニスモフェスティバル』
GT500/GT300だけでなく、海外レースも制覇。ツーリングカーはGT–Rのための1年となった平成28(’15)年。『NISMO FESTIVAL』に来場するファンは誰もが笑顔溢れ、ドライバー/スタッフは応援と声援に感謝した。
R35が国内外レースで躍動3つのカテゴリーを制覇
まさにGT-Rの年となった平成27(2015)年。GT-Rの活躍で国内外のレースカテゴリーでいくつものタイトルを獲得した。スーパーGTではGT500とGT300でダブルタイトルを達成。
海の向こうでもFIA GT3車両で争われるブランパン耐久シリーズのプロクラスで初のチャンピオンに輝き、さらにオーストラリアではバサースト12時間耐久レースで23年ぶりに総合優勝を果たすなど、GT-R旋風が吹き荒れた。
まさに歓喜のシーズンだっただけに、第18回を迎えた『ニスモフェスティバル』はイベント開始前から異様なほど盛り上がった。注目は、海外で活躍したFIA GT3仕様のNISSAN GT-Rの3台。国内ファンにとっては、初めて間近で見るGT3仕様のマシンだった。
そしてルーカス・オルドネス、ヤン・マーデンボロー、ウォルフガン・ライプ、アレックス・バンコムなど、海外で活躍するGT-Rドライバーも集結。これまでになくグローバル色を強めたイベントとなったと言えるだろう。
もちろん、日産名車再生クラブの手により甦った『NISMO LM GT-R』の22号車を筆頭に、往年の名車も数多く集結。新たな試みである“Nissan Motorsports Heritage Run“では、オーロラビジョンに当時の雄姿が映し出され、現実と過去をシンクロさせる演出に多くのモータースポーツファンが酔いしれた。
また、現役ドライバーだけでなく、レジェンドドライバーのサイン会を実施。