使い慣れたカーナビの要領で
快適な操作性を実現する
『CA-DR02D』は、解像度をフルHDに高め、パナソニック製カーナビ「ストラーダ」との連動に対応したドライブレコーダー。記録した映像を大画面を通して再生し、同時にカーナビの地図データによって撮影位置を示すことができる。ドライブレコーダー単体での機能面で飛び道具のようなものはないが、この連動による扱いやすさこそが最大のウリといえる。
たとえば撮影した映像を確認したいとき、ドライブレコーダーに触れることなく使い慣れたカーナビのタッチパネルで操作して再生。フル画面で映し出したり、地図と連動させたりと、使い勝手はじつに快適だ。その操作感を味わってしまうと、二度と後戻りできなくなりそうだ。画質は、搭載された撮像素子へのこだわりが活きる。スペックを無闇に高画素化をせず、フルHD映像を無理なく記録できる約200万画素。素子あたりの画素面積を大きく取れるため、夜間などの悪条件下での撮影能力も高められている。ヘッドライトの照射外でも鮮明に記録できるのは、その効果と判断して間違いない。もちろん、通常録画に加えてまさかのアクシデントもしっかりと記録。駐車中の衝突もカーナビを通して告知するので、安心度は高い。
暗い場面でも安心の超高感度センサー採用
↓【日中画像例】↓
ナンバーなどの確認には十分な200万画素のフルHD。全体的に見やすい色調でまとめられている。
↓【夜間画像例】↓
明るいレンズと、高感度のCMOSセンサーによって、灯りのない暗い部分もしっかりと映し出せる。
ナビの大画面で設定&動画確認ができる!
今回はストラーダ最新モデル「CN-F1XD」と組み合わせた。ファイル選択や各種設定が大画面のタッチパネルで行なえるのは、ナビ連動タイプならではの利点といえる。
この「CN-F1XD」は独自のフローティング構造により、300車種以上(2018年1月14日現在)に9型大画面ナビの装着を可能にしたモデル。光の反射を低減したブリリアントブラックビジョンによるクッキリと見やすい液晶が人気だ。
駐車中の当て逃げやいたずらにも対応
駐車中にいたずらや当て逃げ被害に遭った際、振動を検知して自動で録画。録画があった場合はエンジン再始動時にナビ画面に通知されるなど、いかなる時でもしっかりと監視してくれる。
そのほか、本体に前後スライド機能も搭載。角度調整と合わせ、フロントガラスの映り込みを最小限に抑えることができる『CA-DR02D』。
最近は安全運転支援のためのセンサーによって装着場所に制約が出てきているが、その対策としても役立つドライブレコーダーと言えよう。
Panasonic CA-DR02D(価格オープン/市場想定価格2万5千円前後)
□記録媒体:マイクロSDHCカード(8~32GB)、マイクロSDXCカード(64~128GB)
有効画素数 | 約200万画素 |
画角 | 水平115度/垂直65度 |
記録解像度 | フルHD(1920×1080P)/HD(1280×720P) |
後方用カメラ | × |
駐車時録画 | ● |
GPS | −(ナビ連動タイプのため) |
Gセンサー | ● |
ディスプレイ | −(ナビ連動タイプのため) |
フレームレート(fps) | 28(フルHD)/14(HD) |
外形寸法 W×H×D(mm) | 72×32.2×56 |
(●装備 ▲オプション対応 ×設定なし)
パナソニック TEL0120・50・8729
https://panasonic.jp/navi/