前後キットで劇的イメチェンを可能とした
「Blow」から最新の軽バン向け新提案
沖縄県豊見城にある”美らSUNビーチとよさき”で行われた「沖縄カスタムカーショー2018」。天候は快晴ではなく少し肌寒かったものの、出展車はホットな内容がズラリ。
今回は、クラシカルなスタイリングと鮮やかなイエローに纏われた軽自動車をベースにした一台を紹介したい。
小さなボディにも関わらず、堂々とした風格の持ち主は軽規格の箱バン日産NV100クリッパー(DR17型)。
手がけたのは、スズキ・ラパン、ホンダ・バモス、トヨタ・ハイエースなどに向けて、70〜80年代のレトロスタイルなボディキットを展開する「Blow(ブロー)」だ。
数々のFRPボディキットを手がける同社が、NV100クリッパーに与えた最新作は「GMC社製スクールバス」をモチーフとした古き良きアメリカンスタイル。
ボディキットは『Cool Rider(クールライダー)』と名付けられた。
ボンネットカウル、フェンダー、ライトベゼル、バンパー、グリルなどで構成する”フロントフェイスキット”。リアバンパー、ボトムバンパー、縞板パネルをセットにした”リアキット”という、いたってシンプルなパーツ構成だ。
このキットは、スズキ・エブリイ(DA17)とマツダ・スクラム(DG17)にも適合する。
もちろん灯火類も別途設定。ルーフ上にある”ヘッドマーク”は、ショップ名などにアレンジして楽しむことができる。その左右にあるダミーのマーカーなど、スクールバスのイメージを高めるオプションも用意。
逸脱なのは、フェイスキットに含まれる”カウル”と名付けられたボンネットの開き方。
純正フックとキャッチャーを移植することで、前開きを可能とするなど、ニクイ仕掛けも投入された。
より雰囲気を高めたいならば、”リアゲートパネル”がオススメ。
開き方はノーマル同様のハッチゲートとなるものの、加工も必要なく観音開きルックにみせられる。
他にもベッドキットとサイドキャビネットをセットにした、「ブギヴギ・ベッドキット」も用意。
さらにテーブルなど、キャンパー仕様にできる内装アイテムも充実の内容だ。
軽自動車の普及率が高い地元の人たちにも多くの視線を集めた「Cool Rider」。ボディキットのほか、新車コンプリートカーでの販売も可能だという。
商用車なイメージを払拭し、オシャレに蘇らせる軽バンの新スタイルに注目だ!
Blow Cool Rider
フロントフェイスキット ¥250,000
フロント灯火類・部品一式 ¥60,000
リアキット ¥60,000
リア灯火類一式 ¥11,000
ヘッドマーク ¥32,000
ヘッドマーカー ¥32,000
リアゲートパネル ¥75,000
ブロー TEL042-777-0453
http://www.blow-net.co.jp/