「ノスタルジックな雰囲気がいい感じ」、
そんなユルさを日本の軽バンに!
先週末に行なわれた「沖縄カスタムカーショー2018」では、旧車風にモデファイされた軽自動車の展示が目立っていた。
例えば、「ブロー」のブースでは”NV100クリッパー”をスクールバス風にアレンジした「Cool Rider」を披露。いわば、軽自動車の箱バンをクラシカルなスタイルへと変身させるという発想は、トラブルや維持費も少なくて済むうえ、味気のない箱バンをオシャレな旧車風にして乗ることができるわけだ。憧れの70〜80年代風がモチーフなので、注目されるというのも頷ける。
さて、今回の1台は神奈川県にある「モデスト」が手がけた初代ミツビシ(U61/U62)・タウンボックス。丸目ヘッドライトと直線基調のフロントグリル、ボトムのスチールバンパー(実際はFRP製)など、じつにノスタルジーな雰囲気がプンプンだ。
サビ風のアレンジを入れたマットグレーのボディカラーで、さらにいい味を出していた。
前回りの構成は、フロントグリルを一体化した、フロントフェイスバンパー。ボトムにあるバンパーガード、エンブレム、ヘッドライトなどの灯火類だ。
リアセクションは、バンパーと左右2分割のバンパーガードという構成。もちろん灯火類も別途用意される。なお、他にもリアゲートパネルやダミーピラーも開発予定とのこと。
あえて、純正の鉄チンホイールというのもユルくていい感じ。
フォレストオートファクトリーの『FATリフトアップスプリング』で、約5センチの車高アップ。
まだ、完成したばかりなので価格は明らかにされていないが、比較的にリーズナブルな設定となる見込み。このボディキットは日産クリッパーにも適合。タウンボックス然り、カスタムパーツが少ない車種にとっては絶好のアイテム群と言えるだろう。
サンバーバンがベースの”PAZ”も展示
沖縄カスタムカーショー2018の会場には、もう一台の”PAZ(パズ)”も展示。
サンバーバン(TV1/TV2)とディアスワゴン(TW1/TW2)に適合し、ロシアのUAZをモチーフとした。かわいくて実用的な1台は、すでにボディキットやコンプリートカーとして販売中。
モデスト TEL0120-088776
http://www.modest.jp/