現車を見ながらデリカ50年の歴史
初代モデルとD:5とボディサイズが大違い
大阪市のインテックス大阪で「大阪オートメッセ2018」が2月10〜12日に開催される。
6A号館のCARトップブースでは、「三菱デリカ50周年」を記念して初代デリカと最新のデリカD:5アクティブギヤを展示。さらに、その歴史を振り返る「デリカ50年の歩み」トークショーを2月10日に開催する。
また、3月より発売を予定しているエクリプス クロスのカスタマイズモデルは大阪初上陸だ。オフロード・ミニバンというカテゴリーを作り上げた三菱デリカ。
その歴史を振り返ると、初代モデルの登場は1968年と今年でちょうど50年を迎える。
同年に創刊されたのが自動車雑誌「CARトップ(交通タイムス社刊)」だ。
まさに日本のモータリゼーションが盛り上がりを見せてきた時期といえるだろう。
初代デリカは1t未満トラックとして登場。搭載エンジンは1.1リットルだったが、それでもライバル車に比べるとパワーがあり、トラックは積載重量は20%多い600kgを実現した。
1969年には現在のD:5のご先祖様ともいえるワンボックスタイプ(下の写真)が登場。大阪オートメッセ2018で展示するのは1973年式の「デリカ75」と呼ばれるモデル(最上段の写真)。エンジンを換装してそれまでより100kg多い600kgの積載量を実現している。
ボディサイズは全長3860mm×全幅1540mm×全高1795mmとコンパクト。隣に並ぶデリカD:5の全長4730mm×全幅1795mm×全高1870mmと比べると、50年の進化や市場からの要求の変化を感じ取ることができるだろう。
そして現行5代目モデルである『デリカD:5』は2007年に登場。特別仕様車『アクティブギア』は、各部にオレンジのアクセントが施されているなど、その名通りのアクティブないでたちとなっているのが特徴だ。
「デリカ50年」トークショーは2月10日限定
50年の歴代5モデルを振り返りつつ、さらなる未来の話も出るかもしれないトークショーは、三菱自動車の開発者をお迎えして、古いクルマの歴史ならお任せという自動車評論家・片岡英明さんが歴代モデルについてガンガン質問していく予定。
オフロードのデリカをイメージ付けた日本初のワンボックスタイプ4WDワゴンである2代目スターワゴン、キャブオーバータイプを継承した3代目、パジェロのパワートレインを採用した4代目スペースギアなど歴代モデルの話など、なかなか聞けない内容になることは間違いないだろう。
なお、トークショーは2月10日(土)限定で13時と16時40分の2回行われる予定だ。
スポーティフォルムのクーペSUV
エクリプス クロス プレミアムスポーツコンセプト
そして絶対に見逃してはならないのが3月に発売予定のエクリプス クロスのカスタマイズモデル『プレミアム スポーツ コンセプト』だ(下の写真)。
カーボン柄を部分的にあしらったフロント、サイド及びリヤエアダムを装着し、ボディ同色にしたサイドシルなど、スポーティでシャープなエクステリアデザインを構築。ホイールは RAYS 製VERSUS STRATAGIA VOUGE(20×8.5J)で、横浜ゴム ADVAN Sport V105(245/40ZR20)を装着する。スポーティさに高級感のある輝きを加え、都会に映えるSUVスタイリングを実現している。
三菱自動車 http://www.mitsubishi-motors.co.jp/
大阪オートメッセ2018 http://www.automesse.jp/