8.35kgの軽量ホイールでクルマの性能はさらにアップ
「大阪オートメッセ2018」に、今年のニューモデルをいくつも持ち込んだレイズ。注目のひとつは、2017年に登場し話題となった、A7075超々ジュラルミンの『VOLK RACING TE037 DURA』のアルミ鍛造バージョン、『TE037 6061』のデビュー。
20インチオンリーだった『TE037 DURA』に対し、新製品『TE037 6061』は、19インチで登場。素材は、強度、耐食性、陽極酸化性に優れたA6061アルミを採用。デザインは、レイズ独自の5軸マシニング加工機を駆使して、アルミ素材でも、『TE037 DURA』のあの複雑な形状を踏襲。
超超ジュラルミンの『TE037 DURA』が、25万円/本と高価だったのに対し、『TE037 6061』は11万円前後/本と、手が届きやすい価格設定に。
重量も、19インチの8.5Jで8.35㎏と、同サイズのアルミ鍛造ホイールでは、最高レベルの軽量化を達成。カラーバリエーションは、マットガンブラック(MT)とフォーミュラーシルバー(FS)の2種類あり、スバルWRX、レヴォーグ、BMW M2、M3などの高性能なミドルスポーツクラスがメインターゲットになっている。
19インチは、すでにオーダーを受け付けており、今後は、18インチの販売も検討中とのこと。もうひとつのトピックは、トヨタ・ハイエース用の6ホールモデルの新製品。
『gramLIGHTS57CR-X』は、シンプルな5本スポークで、ドリフト系などに支持されてきた57CRを、ハイエース専用サイズ(17-6.5インセット38)に。リバースリムでシム深度をしっかり確保し、コンケイブフェイスのスポーティーな製品に。
さらに、2017年に登場し、大ヒットした『gramLIGHTS57ANA』の6ホール対応の20インチモデル、『gramLIGHTS AZURE 57ANA-X』も発売決定。
6ホール用では初のハイブリッドマシニングを投入し、57ANA独自のスポーク形状、角度を再現。スポーク本数は6ホール用ということで、2×6デザインに。奥行きのあるコンケイブフェイスも57ANAのまんまで、4駆モデルにぴったりのホイールだ。
[リポート:藤田龍太]