海外で好評のスポーツタイヤを引っさげ
日本のモータースポーツシーンに参入!
フォルクスワーゲンやルノーなど、世界各国の自動車メーカーで純正採用されている『ネクセン』タイヤ。ハイグリップラジアル『N Fera SUR4G』の日本市場への投入が迫り、2月10日から開催中の「大阪オートメッセ2018」では、多くのギャラリーから注目を集めている。
【N Fera SUR4G】
アメリカで行なわれているフォーミュラDを開発の場に選び、過酷な環境下で性能を磨き上げたハイグリップタイヤ。その名も『N Fera SUR4G』が、2018年5月から満を辞して日本でのデリバリーを開始する。近年は86/BRZレースなどラジアルタイヤ限定のカテゴリーが増え、すでに有力なタイヤメーカーがしのぎを削っている真っ最中。そんな混沌としたステージにおいて、台風の目となりそう雰囲気がプンプンと漂ってくる。
『N Fera SUR4G』は最高峰のスポーツタイヤというポジションだけに、最優先させたのはドライ路面でのグリップ力だ。近年のチューンドカーはパワーが1000psに迫るケースも多く、コンパウンドだけでグリップを稼ぐのは限界がある。そこで内部構造をイチから見直し、トラクションがかかったとき設置面積を限界まで大きくするよう設計。またドライバーに安心感を与える、シッカリしたハンドリングも追求されている。中央に入る2本のリブでステアリングレスポンスを向上させ、いかなる路面でも落ち着いてマシンをコントロールすることが可能だ。なおサイズは国産の主要なスポーツカーをほぼ網羅しているとのこと。
【N blue 4season】
もうひとつのトピックはオールシーズンタイヤ。日本ではあまり馴染みのないカテゴリーだが、ヨーロッパではごく当たり前に使われており、この『N blue 4season』も人気モデルのひとつだ。特筆すべきは『スノーフレークマーク』があること。世界最大の標準化・規格設定機関である『ASTM』が従来のオールシーズンタイヤで見られる、『マッド&スノー』以上の性能を持つと認定した証なのだ。高速道路の冬タイヤ規制にも対応する。
レーザーカービングと呼ばれる技術を用い、サイドウォールに『ハローキティ』のロゴなどをあしらった、ユニークなタイヤもブースに華を添えた。2018年の夏にリリース予定。
ネクセンタイヤジャパン
https://www.nexentirejp.com/
(撮影リポート:佐藤 圭)