営業車が昭和ムードな族車スタイルに
カスタムベースは、営業車で大活躍するトヨタ・プロボックス。旧車も多く手掛けるプロショップ『スリーピース岐阜』では、”チンスポやバーフェン”といった族車を彷彿とさせるパーツ群を展開している。
プロボックスといえば、実用性は高くてタフだし、なによりも中古車相場がリーズナブル。コンプリートカー製作も可能で、車体を含めてトータル100万円前後で遊べるというから、ノリを楽しむなら全然オッケーでしょ。
スリーピース岐阜
http://www.three-piece.co.jp/
現行型がUSライクなオシャレなバンへ大変身
こちらも先に紹介したフレックスが展開する「Renoca(リノカ)」シリーズ。現行型ハイエースをベースに、アメリカのシェビーバンをイメージに製作。商用車らしさは影を潜め、街中で映える60年代風のクラシカルな風合いを手にすることができる。新車・中古車を問わずオーダー可能で、コンプリートカー価格は350万円〜。ボディカラーも自由にオーダー可能だ。
フレックス
https://www.flexnet.co.jp/renoca/
史上最強な名車の皮を被った近代スポーツ
「ロッキーオート」が手がけたコンプリートカーのベースは、日産・R32型スカイラインGT-R。そもそも”BNR32″も旧車の域なのだが、カタチとしたのはさらに遡ること今から40年以上前。わずか197台のみ生産されたという幻のGT-R、ケンメリ(KPGC110型)である。
簡単に言えば、R32型スカイラインをホワイトボディにして各ピラーをカットし、そこへ本物のケンメリから型取りしたFRP製パネルをドッキング。ボディをカットしたことで低下した車体剛性は、ボディラインに合わせてロールケージを装着し、各部に補強を加えることで対応した。
R32型GT-Rベース(1166万4,000円〜/税込)のほか、FRの基準車ベース(861万1840万円〜/税込)も選択可能。こちらはAT仕様も選べるので、よりイージーに楽しむことができる(完全受注生産)。
ロッキーオート
https://rockyauto.co.jp/
(レポート:ちんサブ)