トヨタの人気ツアラー系では
約50万円でMT載せ替え可能
いまや希少となってきたマニュアルトランスミッション(MT)車。特に走りを楽しむ国産スポーツカーにおいては、中古車相場もオートマチックトランスミッション(AT/以下オートマ)車より圧倒的な高値となっている。例えば、トヨタのマークII・クレスタ・チェイサーといった”90&100系”と呼ばれるスポーツセダン。特にツアラー系はドリフトマシンとして高い人気を誇り、300万円オーバーの中古車も決して珍しくない状況。簡単に買えるタマが見つけにくくなっている。
ならば、値段が手頃なオートマ車へマニュアルミッションを載せ換えてみては? 身近に楽しめる”ツアラー”が手に入るはずだ。
マニュアルミッション車が高値のツアラー系だが、オートマ車ならば100万円以下で購入可能。
千葉県にある「rasty(ラスティ)」では、そんなオートマ車をベースにマニュアルミッションに換装するメニューを行なっている。
同店は、これまで1000台以上のマニュアルミッション載せ換え作業をこなしてきた実力派のチューニングショップ。多いときは年間150機くらいのミッション載せ換え作業を行ない、実績とノウハウを元に純正部品を使用した作業を行なっている。ちなみに「rasty」の有田代表自身の愛車はトヨタのクラウン・エステート。ノーマルの1JZ型エンジンにHKSの『GTIII RSタービン』を装着し、マニュアルミッションに載せ替えてサーキットでドリフト走行を楽しんでいる。パワーのある”1JZ”搭載車ならではの、コストパフォーマンスに優れた仕様というわけだ。