役者が揃った世界最速のツーリングカーレース、
レースクイーンも百花繚乱な豪華ラインアップに
4月7日(土)〜8日(日)、国内最高峰の自動車レース「SUPER GT」が開幕した。
GT500クラスは、予選でも速さを見せた「No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史)」がポール・トゥ・ウイン。2位には「No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)」が入るなど、Hondaが速さを見せつけた。
この「GT500クラス」は、レクサス、ニッサン、ホンダが専用マシンを開発。全15チームが参戦し、世界最速のツーリングカーを操るドライバーも最高峰クラスが集まり、今年は元F1ドライバーが4人参戦するなど、2018年を戦う顔ぶれはさらに豪華なものとなっている。
今シーズンは「Auto Messe Web」と「SUPER GT SQUARE」が協力タッグ。レースのみならず、イベントやレースクイーン情報など、幅広い視点で世界最高峰の魅力をお伝えしていく。今回は、「SUPER GT」シリーズを戦い抜くGT500クラス参戦の5チームをご紹介。チーム名、マシン名、ドライバーにくわえ、彼らの仕事をサポートするレースクイーンまで彩り豊かな顔ぶれをご覧いただこう。
【LEXUS TEAM KeePer TOM’S】
昨年は開幕戦の岡山で優勝し、LC500の快進撃を目の当たりにしたと思えば、第2戦でも表彰台を獲得。そして、第7戦でも優勝を勝ち取り、史上最年少のチャンピンペアが誕生した。
2018年シーズンも2台をGT500へ投入した「TOM’S(トムス)」。名将の関谷監督が率いるチャンピオンナンバー”1″は、今年も布陣を変えず連覇を狙う。
LEXUS TEAM KeePer TOM’S
マシン名(タイヤ):#1 KeePer TOM’S LC500(BS)
ドライバー:平川 亮、ニック・キャシディ
チーム監督:関谷正徳
【NDDP RACING with B-MAX】
昨シーズンはGT300クラスに参戦。多くの勝利を掴み取った「NDDP RACING with B-MAX」が、今年はGT500に挑戦している。
昨年と同様に日産の元ワークスドライバー、長谷見監督が指揮をとり、ドライバーも昨年にコンビを組んだ本山 哲と千代勝正が担当。実力派のペアがどんな戦いを見せるのか注目だ。
NDDP RACING with B-MAX
マシン名(タイヤ):#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(MI)
ドライバー:本山 哲、千代勝正
チーム監督:長谷見昌弘
【TEAM IMPUL】
“日本一速い男”と呼ばれた星野監督が立ち上げたインパルには、GT500の4年間で3勝をあげた佐々木大輝が加入。ゲーム「グランツーリスモ」のGTアカデミー卒業生、マーデンボローとの26才コンビで今シーズンを挑む。
名門のインパルは、日産・GT-R勢としては唯一のブリヂストンを選択。昨年に叶わなかった勝利と3度目のタイトル奪還へ舵をとった。
TEAM IMPUL
マシン名(タイヤ):#12 カルソニック IMPUL GT-R(BS)
ドライバー:佐々木大樹、ヤン・マーデンボロー
チーム監督:星野一義
【TEAM MUGEN】
14年ぶりにGT500クラスへ復帰を遂げた昨シーズン。かつてはF1へエンジン供給を行なっていた”無限”ブランドを継承するチームで、今期はNSX-GTでは唯一のヨコハマタイヤで参戦を果たしている。
ドライバーは、昨年5年ぶりにコンビ復活となった武藤英紀と中嶋大祐。岡山では10位という結果だったものの、NSX-GTの速さが際立つ開幕戦だっただけに今後も見逃せない存在となりそうだ。
TEAM MUGEN
マシン名(タイヤ):#16 MOTUL MUGEN NSX-GT(YH)
ドライバー:武藤英紀、中嶋大祐
チーム監督:手塚長孝
【KEIHIN REAL RACING】
ドライバーは、GT500のデビューから同チームで飛躍をとげた塚越広大と、2010年度の王者である小暮卓史との3年目を迎えるコンビ。開幕戦の岡山では、見事に優勝を勝ち取った。
KEIHIN REAL RACING
マシン名(タイヤ):#17 KEIHIN NSX-GT(BS)
ドライバー:塚越広大、小暮卓史
チーム監督:金石勝智
これからもAuto Messe Webは、「SUPER GT」に注目していきます。
なお、次戦のRound.2「富士スピードウェイ」は、5月3日〜4日に開催。乞うご期待!
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(撮影:白谷 賢、成瀬陽介、SUPER GT SQUARE)