インパクトありなC-HRこそ
足元には華やかな演出が必要だ
トヨタC-HRといえば、売れに売れまくっているコンパクトクロスオーバーSUVなのは周知の通り。
昨年度だけでも11.7万台が世に出回るなど、街中ではウジャウジャ走っているわけで、あの個性的なデザインもようやく見慣れてきたという感じだ。大衆車と言えば大袈裟なのかもしれないが、カスタムに興味がある読者は”ノーマル”と同化しないためにも差別化が必要なのではないだろうか。
「物足りなさを感じてしまう純正ホイール」
例えば、ホイール。
C-HRと言えば、なんと言っても独創的なデザインを追求した美麗なエクステリアが特徴だ。ただ、ひとつ残念なのが足元。ボディに対してあまりにもオーソドックス過ぎるのである。ボディのフォルムに対して貧弱に見えてしまうのが現実であり、メーカーオプションのエアロパーツや、社外メーカーのボディキットを装着しているならば、なおさらである。
「C-HRに似合うホイール選びとは?」
では、C-HRのデザインに格負けしないホイールとはなんだろう。
社外ホイールに交換する場合、インチアップが基本となるのだがデザイン性も重要。というのも、先ほど述べたとおりにC-HRは独創的なフォルムを持つため、足元も個性を薫らせた見せ方がハマりやすいワケだ。これは、派手なデザインということではなく、デザインやカラーアレンジに他とは違う”ひと手間”がかかっていること。すなわち、インパクトよりもオーラである。
そこで、装着マッチングの好例3パターンをサンプルに見ていこう。
【絶対的な高級感と存在感を見せたい人へ】
繊細なメッシュスポークとシェイプしたY字スポークとを重ねたような3D造形が魅力で、スポークには絶妙なひねりを効かせるなど、単なるメッシュホイールで終わらないデザイン性を持たせている。
また、センターパートでは星形の編み目状を描くなど、魅せるための仕掛けが満載。少々お値段は張るものの、圧倒的な重厚感とオーラは3ピース構造ならではと言えるだろう。
サイズは、19&20インチで。大口径を履かせて芸術的な存在感を見せつけたい。
【”エロさ3割増”が欲しい欲張りなオトナへ】
例えば、『マーベリック 1010S』なんてどうだろう。スポークサイドにリブを設けることで得たシャープなスポークライン。ピアスボルトを打ち込んだファスナー部には、彫刻のような立体デザインなど、シンプルのなかに主張しすぎない”魅せヂカラ”が備わる。2ピース構造で、インセットは1mm単位でオーダー可能。
持ち味となる伸びやかさを生かすべく、19or20インチがオススメ。自分のC-HRで、完璧なマッチングができる。
【肩肘張らずライバルと差をつけたい欲張り派に】
「カジュアルにC-HRを飾りたい。でも、ワンランク上のクオリティやトレンドが欲しい」。となれば、1ピース構造のホイールがオススメとなるが、なかでも『レオニスSK』という2018年の新作が随分と凝った意匠を採用している。
南京錠と鍵の形状をインスパイアしたデザインが独特で、5ツインを重ね合わせた個性的なダブルフェイス。スポーク先端奥にはアンダーカットを採用して立体感も強調できるため、ボディラインの起伏が激しいC-HRとの相性も申し分なし。格上が放つオーラは、18&19インチあたりでも不満はなさそうだ。
また、強度と軽量化を両立したAMF製法のリムや、脚の長さも1ピース構造ならではの武器。ミラーカットや分厚いクリア塗装など、こだわりのフィニッシュにも注目したい。
ウェッズ TEL03-5753-8201
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