高性能レンズ採用高精細録画を実現
リヤウインドウに後方用カメラを設置
「データシステム」は、車両前方はもちろん別筐体の後方用カメラで後続車も記録できる2カメラタイプ・ドライブレコーダー『DVR3100』を5月末頃より販売する。
前方と車内しか撮影できない1ボディタイプに比べ、後続車のナンバープレートまでシッカリ記録できるのが最大のメリットだ。
電子系パーツをリリースする「データシステム」が5月末頃より発売を予定している『DVR3100』は、フロント用とリヤ用といった2つのカメラをセットにしたドライブレコーダーだ。
煽り運転による痛ましい事件が起きてから、車両後方も録画できるドライブレコーダーを求める声もあり、「データシステム」はリヤカメラを別筐体にしたドライブレコーダーの開発を急いだそうだ。
現在、1つの筐体に前方用と車内用の2つのカメラを装着しているドライブレコダーは多い。取り付けが簡単というメリットはあるが、後方の映像はフロントウインドウあたりからの窓越しとなるため、車両後方の視界は決して広いとはいえない。とくに後続車に煽られ車間距離を詰められてしまうと、ナンバープレートが映らないケースもある。
「DVR3100」は前方用が3インチモニターとカメラの一体型。最新鋭のプロセッサーを採用。1/2.9型CMOSセンサーを搭載し、フルハイビジョン(1920×1080)の高精細録画を実現する。
また、ワイドな画角(水平125度、対角140度、垂直60度)のレンズによって、死角の少ない広角ながらも歪みを抑え、クリアな映像を記録できるのも同社ドライブレコーダーの特徴。周囲の状況をきっちり記録できるので安心感は高い。
フロントカメラ横のスイッチで前方および後方の映像を切り替えられる。また、HDMIによる外部出力も可能だ。
別筐体の後方用サブカメラもフロント用カメラと同様のCMOSセンサーを採用し、高精細な録画を実現している。フロントカメラと接続するケーブル(電源供給と映像伝送用)は7.5m。車内の広いミニバンなどでもリヤウインドウまで十分に届く長さだ。
万一の事故のときは、Gセンサーが衝撃を感知すると映像を自動保存。さらにGPSで位置情報から車速情報、日時までも記録することができる。
さらにドライブレコーダー装着車であることをアピールするステッカーも付属されているので、装着すれば煽り運転抑制に効果が高まるだろう。
ちなみに電源供給はシガーソケットから受ける。付属のシガープラグにはフタ付きUSBサービス端子(5V/1.5A)が付いているため、スマホの充電したいときに便利だ。
車両前後の様子をシッカリと録画できるドライブレコーダー「DVR3100」。価格は3万円前後を予定しているとのこと。是非とも早くリリースしてほしいアイテムといえるだろう。
データシステム TEL086-445-1617 https://www.datasystem.co.jp