マシンのポテンシャルやチーム力だけじゃない!
ハイレベルな「GT300」がオモシロイ♪
“SUPER GT SQUARE”とタッグを組み、編集部が総力をあげて紹介する「SUPER GTスペシャル企画」。
今回は、前回に続いてGT300に参戦するチームをピックアップしてみた。
GT300は、バリエーションに富んだ豊富なマシンによるバトルが見もの。NSX、メルセデスAMG、レクサスRC F、日産GT-R NISMO、BMW M6、ポルシェ911といったFIA公認のGT3マシンをはじめ、JAF-GT300車両にはスバルBRZとトヨタ・プリウス、さらにモノコックとエンジンがキット化したマザーシャシーを使用するトヨタ・マークXやロータス・エヴォーラなど、大きく3つに別れたマシンカテゴリーから29台が参戦している。
大物ドライバーの登場もあり、GT300もさらに激化。今年はいったいどんなドラマが待ち受けているのだろう。
【TEAM MACH】
ドライバーは昨年から若手を起用しており、今年は2年目の坂口夏月とFIA-F4で活躍したルーキーの平木湧也がタッグを組む。第2戦の富士では初ポイントをゲットするなど、調子は上々。今後もこの若手コンビは見逃せない存在といえそうだ。
TEAM MACH
マシン名(タイヤ):#5 マッハ車検 MC86 Y’s distraction(YH)
ドライバー:坂口夏月、平木湧也
チーム監督:玉中哲二
【apr】
ヨコハマタイヤを履く30号車は、GT300の最多ポールポジションを記録する佐々木孝太と、一昨年からSUPER GTに挑戦する永井宏明がドライバーを務める。息のあった3年目のコンビがどんな走りを見せるのか楽しみだ。
apr
マシン名(タイヤ):#30 TOYOTA PRIUS apr GT(YH)
ドライバー:永井宏明、佐々木孝太
チーム監督:金曽裕人
【apr】
ブリヂストタイヤを選択した31号車には、2013年と2016年のGT500チャンピオン、平手晃平がステアリングを握る。パートナーは、GT300マシンの開発に携わってきた嵯峨宏紀。大物ドライバーとマシンを知り尽くしたベテランとの強力コンビで、タイトル争いを狙う。
apr
マシン名(タイヤ):#31 TOYOTA PRIUS apr GT(BS)
ドライバー:嵯峨宏紀、平手晃平
チーム監督:金曽裕人
【Modulo Drago CORSE】
マシンは、初の王者となった時と同じホンダNSX。新型のGT3マシンは、初のGT300でどんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。
Modulo Drago CORSE
マシン名(タイヤ):#34 Modulo KENWOOD NSX GT3(YH)
ドライバー:道上 龍、大津弘樹
チーム監督:鄭 永熏
【Arnage Racing】
チームが信頼を置く加納政樹と安岡秀徒のコンビを3年ぶりに復活させたのが「アルナージュ・レーシング」だ。加納はWTCC日本大会やアジアのレースで活躍。全日本F3の経験を持つ安岡は、ポルシェカップやフォーミュラトヨタの王者にもなっている。
Arnage Racing
マシン名(タイヤ):#50 EXE AMG GT3(YH)
ドライバー:加納政樹、安岡秀徒
チーム監督:伊藤宗治
【LM corsa】
1999年生まれの宮田は、昨年にFIA-F4を連覇。SUPER GTは初の挑戦となるが、そのポテンシャルは高そうだ。
LM corsa
マシン名(タイヤ):#60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3(YH)
ドライバー:吉本大樹、宮田莉朋
チーム監督:飯田 章
【R&D SPORT】
ドライバーは、2015年からコンビを組む井口卓人と山内英輝。第2戦の富士までは苦戦しているものの、岡山のテストでは好調ぶりをみせたBRZ。熟成が進んでいるぶん、あなどれない存在といえるだろう。
R&D SPORT
マシン名(タイヤ):#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(DL)
ドライバー:井口卓人、山内英輝
チーム監督:渋谷 真
いよいよ今週末は、第3戦「SUPER GT 鈴鹿GT300km・ファンフェスティバル」が開催。
5月19日〜20日、鈴鹿サーキットへ熱いバトルを観に行こう!
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(撮影:白谷 賢、成瀬陽介、SUPER GT SQUARE)