2億円以上の価値あり、ビス1本から当時を再生する「ブラバス・クラシックメルセデス」の魅力

『AMW編集部』

6年前

“オールドタイマー”の名を得た傑作、
「Mercedes-Benz 300SL ガルウイング」

メルセデス・ベンツのチューナーとして、世界的に名高い「ブラバス」。
『ブラバス・ロケット』や『ワイドスター』といった名称がつけられたスーパーカーを続々と輩出し、スポーティなイメージが先行する同社だが、現在、特に好調なのが「ブラバス・クラシック」と呼ばれる旧車部門だ。

「ブラバス・クラシック」で手掛けられたビンテージ車両は、どれもまるで“新車”のような輝きをみせる。コクピットの全ての木製パーツは徹底的に補修され、ゴムモール＆シール類なども交換。ビス1本に至るまで新品のような輝きだ。さらにエンジンや駆動系は完全に分解され、全ての部品精度を測定し、オーバーホールが施されるという。

そして各部門でそれぞれのパートがレストアされた後、再び緻密な精度で組み立て。最終的には、オールドタイマーと呼ばれる芸術作品へと生まれ変わる。
この「ブラバス・クラシックチーム」によって完全に蘇ったオールドタイマーは、2年間のマイレージ保証も付帯。このあたりも長年トップチューナーとして走り続けてきた「ブラバス」の自信の表れといえるだろう。