CHECK! 【交換状況がフルードの色でわかる!】
チェンジャーには、新油と廃油の汚れ具合がひと目でわかるモニターが付く。圧送交換が完了すると自動的にオイルラインを洗浄するクリーニングモードとなり、オイルラインの目詰まりなどを防止する。
CHECK! 【たった2万kmの汚れがコレ】
作業した車両の走行距離は10万kmを超えているが、じつは8万kmでCVTフルードを交換。つまり2万kmを走行したわけだが、フルードは真っ黒。定期的な交換が改めて重要であることを実感させられる。
【交換後インプレッション】
今回、CVTフルードを交換したレヴォーグは、走行距離がすでに10万kmを突破している。だが、8万kmで純正フルードに交換していたこともあり、正直効果が体感できるかが不安であった。
ところが、アクセルを踏み込んだ時のフィーリングの違いに驚愕。とくにSI-DRIVEの「S#」をセレクトした場合や、マニュアルモードで変速した際のレスポンスの速さは大きく体感できた。
走行距離を重ねるとギクシャク感が少しずつ顔をのぞかせるリニアトロニックCVTだが、フルードの交換でその弱点は軽減された。
走行距離や売却のタイミングなどによっては、無理に交換する必要はない。しかし、フィーリングのプラスαを期待したいならば、プロに相談する価値はあるのかもしれない。
ブレーキシステムキットが発売へ
電動パーキングブレーキを備えるレヴォーグやS4のリアブレーキは容量アップが難しい。というのも、パーキングブレーキ機能がキャリパーと一体化されたため、WRX STI用のブレンボ流用などが不可能なのだ。
そこで、手軽にリアブレーキの性能向上をしてくれる『R.ブレーキシステムキット』。スリット入り2ピース大径ローターと専用パッドをセットにし、純正キャリパーのまま性能アップを実現できる。フロントブレーキを強化しているユーザーにおススメ。
プローバ TEL045-591-5501
http://www.prova.co.jp/index.html
1980年に創立したプローバはモータースポーツの世界で培ったノウハウと実走テストの繰り返しにより品質と性能が裏付けられたパーツだけをリリースする信頼と実績のショップ。
スバル車に携わる歴史は40年近くにおよび、2005年のニュルブルクリンク24時間レース参戦車両のインプレッサWRX STIは現在のSTI NBRチャレンジの源流としても知られる。
(リポート:スバルマガジン編集部)