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最新技術と職人技でこだわりを突き詰めたスカイラインGT-R

成形型をブラッシュアップし、
本物の雰囲気を1/18スケールに追求

2013年8月、本物の質感とクオリティに拘る”1/18プレミアムスケールカーブランド”として産声を上げた「MARK」。
そのコンセプトを受け継ぎながら、価格を抑えた訴求ブランド「1/18ホビージャパン」シリーズといえば、トヨタ・ソアラ(20系)やホンダ・プレリュード(BA5)などの旧世代車をはじめ、現行型NSXやラ・フェラーリといったスーパーカーなど、ニッチなラインアップでマニアのハートをくすぐってきた。
今回、そんな「1/18ホビージャパン」シリーズに、日産スカイラインGT-R(BNR34 Vスペック)が加わる。成型データは「MARK」で使用した”ニスモZチューン”をベースに改良が施されたと考えたが、さにあらず。ニスモバージョンのタイヤ&ホイール以外はまったくの新規だという。

「MARKを立ち上げた当時とは実車を読み取るスキャナーを一新し、実車プロモデラーが原型師としてスタッフに加わったことで、造形美はさらに極まっています」と、スケールモデルの開発を統括する冨澤久明氏は語る。
実車を眺めてもプレミアム仕様のMARKと何が違うのか、わからない。価格を抑えるために手を抜きがちなウインドウもしっかりと成型品を採用。線と面が織りなす凛とした佇まいには本物を彷彿させる品質の高さを感じる。そして、R34といえば後期型のVスペックII、限定車のニュルが多かったことから、今回の前期型Vスペックの登場はファン心をくすぐるはずだ。

 

ありそうで少なかった前期型を新規モデル化

バンパー&フェンダーのウインカーレンズがオレンジなのが、前期型の証。
ウインドウに成形型を採用するのは窓に映る光まで再現するため。ちなみに「MARK」との最大の違いは塗装。MARKは3~4回磨きとクリア塗装を行ない、色艶まで本物に近づけている。

強度&真円にこだわるホイールはプラスチックで成形、タイヤは難燃樹脂のPVCブラックを使用。
再現するのが難しいR34ホイールのカラー調合にもこだわった。サイドウインド下からウイングの台座までの続くボディラインとブリスターフェンダーの膨らみは何度も見直したそうだ。前期シート色は、これまた再現が難しい淡いグレー。撮影車は最終プロトなので販売車両は多少変わる可能性ありだ。
なお、ボディカラーは全4種類を予定。

 

NISMO Customized Versionも用意

フロントバンパーは純正のままだが、インタークーラーは旧ロゴが入った”NISMO製”に交換。ブレーキキャリパーとローターは”Z-tune用”を前後に装着し、アルミホイールは定番の”LM GT4″でチューンドされた「NISMO Customized Version」も用意される。
内装はNISMO製の320km/h・ホワイトメーター仕様に変更。ダッシュボードのモニターにもGT-Rのロゴが描かれる。

 

 

1/18 NISSAN SKYLINE GT-R V-spec 1999(BNR34) ¥22,000(税別)

ホビージャパン ポストホビー事業部 TEL03-5304-9981
http://www.markmodels.jp/43

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