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「アルファードとヴェルファイア」にハマる、間違いのないホイール選び

デザインやフィニッシュで大きく変わる
オススメのベストマッチングを探求!

トヨタ・アルファードとヴェルファイア(以後:アル&ヴェル)を筆頭に、デザインの”押し出し”がひときわ強くなった印象の国産ミニバンたち。
いまや、ディーラーではオプションのエアロパーツやホイールが選べることもあり、新車のうちにカスタマイズされたアル&ヴェルを街中で多く見かけるようになった。アフターパーツメーカーのエアロも数多くリリース。豊富なパーツからカスタマイズできるのは、大きな魅力といえるだろう。
しかし、一部のアル&ヴェルで感じられることが「足元の役不足」。たとえオプションでインチアップしていたとしても、あくまでも自動車メーカー推奨品のためにデザインやサイズ設定は無難なもの。ゆえに、ボディとホイールとの存在感が見合っていないケースが多いのだ。
これが純正ホイールのままだと……、早急になんとかしたいものだ。

ここでは実際に、トヨタ・アルファード&ヴェルファイアのホイール装着車両を検証。合計5つのサンプルを参考に、装着時の見た目を比較してみたい。なお、公正を期すために純正ホイール装着車もローダウン(CG加工)した。

 

【純正ホイール】

まずは、その純正ホイールから。
この売れ筋グレードは18インチと、そこそこ大きいサイズを履くものの、派手なフロントマスクやボディマスに対して寂しいと言わざるを得ない。

 

 

肩肘張らずに履けるドレッシー系1ピース

【レオニス・グレイラβ

初めてドレスアップを行なう、もしくは身近にカスタマイズしたい、という人は1ピース構造がオススメだ。
各ホイールメーカーからは豊富にラインアップされるが、注意したいのはデザインやフィニッシュ。というのも、純正と同じモノブロック構造のためにシンプル過ぎたり、フェイスの立体感が弱いモデルだと、交換する意味やその効果は極めて少なくなる。
例えば、この『レオニス・グレイラβ』は視覚的な高級感を主張させたモデル。妖艶な翼断面スポークと、大胆なクワ型スポークをクロスさせて、さらにヒネリを加えてフィニッシュするなど、1ピース構造のなかに魅せるための要素を込めた1本だ。サンプルはアル&ヴェルではスタンダードな20インチとはいえ、ミラーカットによる陰影美やリムありデザインなど、圧倒的な深みと存在感を手にすることができる。

 
【レオニスSK】

オトナ路線で攻めるならば、シンメトリーなデザインで描かれた『レオニスSK』がオススメ。
5ツインスポークを組み合わせたようなダブルフェイス仕様の奥には、アンダーカット(リム奥部分)を設けるなど、細部に立体感を高める仕掛けが投入されている。

 

 

あえての高級シンプル系でスマートに

【マーベリック1010S】

メッキ部分の面積が増えるなど、高級感の主張も近年のミニバンにおける傾向だ。
そのラグジュアリーな部分を生かしつつ、スマートに足元を飾りたいならば、デザインはあえてシンプルという選択もあり。純正の味を残しつつインチアップ、その旨味を引き立ててやるというわけだ。ここでポイントなのは、サイズ感とシンプルながらもハイエンドなオーラを持たせたホイールを選び。インチでいえば、ノーマルホイールのサイズにもよるが純正比2インチアップ以上が理想。そして、ハイエンドを主張するにあたり、2ピースもしくは3ピース構造のリム付きモデルがいいだろう。
サンプルの『マーベリック1010S』は21インチをセット。端正な10本スポークを基調に、スポーク側面やピアスボルト部にデザインポイントを設けた1本は、落とし込まれたセンターパートによって奥行きもしっかりと主張できるモデルとなっている。
シンプルゆえに、時代やトレンドに左右されず、末長く履けることもメリット。個性が欲しいならばサムライゴールドというカラーを選ぶといい。奇抜と感じるかもしれないが、意外にもボディカラーを問わずにハマってしまうのだから。

 

デザインで主張する、格負けしない足元作り

【クレンツェ・ウィーバル】

前述のように、デザインに凝ったミニバンが増えてきている。純正ホイールはもちろんのこと、一般的な社外ホイールでは足元の役不足を解消することは不可能だ。そこで、プレミアムブランドとして知られる「クレンツェ」の出番である。
太めのY字スポークと繊細なメッシュスポークを絡み合わせ、曲線と曲面を多用するなど、複雑な芸術的な意匠を採用。センターにも編み目のような星型デザインを配すなど、この『クレンツェ・ウィーバル』には問答無用なオーラが漂っているではないか。装着サンプルは22インチ。ボディの押し出し感が強いアルファードやヴェルファイアには、間違いなくハマることだろう。
しかも、アウターリム・インナーリム・ディスクで構成される3ピース構造のため、いわばホイールの最高級ランク。しっかりと目利きを持って選べば、足元(ホイール)だけで上級車オーラを手にすることができるハズだ。

 

アルファードとヴェルファイアの場合、1ピース構造の22インチも選択肢のひとつ。
さきほど紹介した「クレンツェ・ウィーバル」と同サイズなのだが、1ピースではリムフランジ(ホイールの外周)までスポークを伸ばせることが可能。視覚的なインチアップ効果は、2&3ピース構造よりも高く、まさに”究極の大口径”が主張できるわけだ。
この『クレンツェ・ウィーバル100エボ』は、純正メッキパーツと絶妙にマッチする”SBCポリッシュ”が設定されるのも魅力といえるだろう。

 

なお、サンプル車両と同様にフェンダーとのクリアランスも解消したいところ。乗り手の使い勝手や好みにあわせて無理のないローダウンで魅せヂカラを上げよう。

ドレスアップは自己満足の世界。
ゆえに、インチアップのメリットを享受しカッコいいクルマに乗って欲しいと切に願う。オシャレは足元から、なのだ。

 

ウェッズ TEL03-5753-8201
http://www.weds.co.jp

 

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