DIYでドラレコを装着するとき
電源ケーブルを美しく装着できる
ドライブレコーダーをDIYで装着するとき、本体からシガーソケットまでの配線を美しく取り回しできるのが「愛工房」の『ドラレコ取り付けキット(¥850/税・送料込み)』だ。
両面テープ付きの『MKコードレール』10本と接着性を高める住友3M製プライマーがセットになっている。
DIYのネックは配線作業
2017年6月に東名高速道路上で発生した交通トラブルが原因となったの痛ましい事件発生以来、ドライブレコーダーに対する注目度はもちろん装着率はグッと上昇。未だに自動車用品量販店などでは、ドライブレコーダーの品薄状態が続いている。
最近のドライブレコーダーは、シガーソケットから電源を取るタイプが多いためオーナー自身が取付けをする例も増えている。
ところが、ドライブレコーダーの装着位置はフロントウインドウの上部なのに対して、電源となるシガーソケットはセンタークラスター下部となっていることが多い。
つまり、ドライブレコーダー本体からシガーソケットまで、電源ケーブルはフロントウインドウの周りをグルッと回してこなければならない。
自動車用品量販店などに取付けを依頼すれば内張りを外して、その内部に隠してくれるが、素人ではなかなかできないだろう。
そうなると両面テープの付いたクリップなどで電源ケーブルを固定することになるだろう。しかし、クリップとクリップの間のケーブルは、どんなにピンと引っ張ってもたるんでしまったりする。とにかく見た目はよろしくない。
初心者でも作業しやすい
そんなケーブルをすっきりと装着できるようにするのが『MKコードレール』だ。写真のようにドライブレコーダーのケーブルを包み込むように収納。裏面には住友3M製の両面テープがついている。
『MKコードレール』の長さは25cm。ハサミでカットできるので長さの調節も簡単だ。
まずは、接着面は、まずクリーナーで汚れや油分などを脱脂し、プライマーを添付。ちなみに、脱脂→プライマー添付は一気に行わず、一辺ごとに行うのがポイントだ。
「愛工房」では、下地作りには欠かせない脱脂用クリーナー『クリーナー100』を用意している。
『MKコードレール』の装着は、どこから始めても良いが、ドライブレコーダー本体からフロントウインドウ上辺へ電源コードを縦方向に配置するのからスタートするのがオススメ。
それはケーブルの長さが余ってしまったとき、ダッシュボード裏側などでまとめて収納できるからだ。
ケーブルの向きが縦方向から横方向に変わるところは、MKコードレールは少し短めにカットして電源ケーブルをカーブさせるスペースを作る。
例えばウインドウ上辺にMKコードレールを貼り終えたら電源ケーブルを収納。
続いてピラーに沿って再び『MKコードレール』を貼っていく。柔軟性のある素材なので、多少のカーブや凹凸も追従できる。
さすがに下の写真のように、ピラーにそってカーブさせるところは、ちょっと工夫が必要だ。
上の写真のように曲げて装着する場所は、『MKコードレール』のカーブさせる外側だけハサミで切れ目を入れるとピッタリと付けられる。
ダッシュボードのサイドは、できるだけ端に沿わせるとドアに干渉しにくくなる。撮影車両のトヨタ・アクアは、ダッシュボード下端までに要した『MKコードレール』の本数は9本。セットでは10本入りなので、最後の1本でダッシュボード下を電源ケーブルを固定することになる。
なお、電源ケーブルの取り回し方や車種によっては『MKコードレール』が足りなくなってしまったときは、10本単位でも販売されている(¥910/税・送料込み)ので安心だ。
スッキリと取り付けられたケーブルは見た目の美しさもあるが、なにより視界を妨げたりなどのトラブルを防げるメリットは大きい。
愛工房 TEL048-998-8899
http://www.megumikobo.jp/
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