電気自動車に”ワクワク”を凝縮した
スポーツ仕様を403万円で販売
日産自動車は『リーフNISMO』を7月19日に発表、7月31日より全国一斉に発売する。第6弾のスポーツモデルは、いったいどこが変わったのだろうか。
2013年2月に発売した「NISMOロードカー」は、ジュークNISMOを皮切りに、マーチ、ノート、フェアレディZ、GT-R、セレナとモデルを拡大。日産のワークスらしい”NISMO”ならではの「ピュアスポーツ」なスタイリッシュさとパフォーマンスを注入してきた。
今回のNISMOバージョンとなったベース車は、電動パワートレインならではのシームレスでパワフルな加速、低重心を活かした軽快なハンドリングを持つ「リーフ」だ。この電気自動車へ「NISMO」が投入した味付けとは? まずはエクステリアから見ていこう。
空力性能に優れたスタイリッシュなエクステリア
まず、目を引くのが「NISMO」ロードカーシリーズの特徴といえる「レイヤードダブルウイング」。
これによってダウンフォースが向上し、低重心と走りのパフォーマンスを予感させるエクステリアを手に入れた。また、専用LEDデイライトを備えたフロントバンパーやフロントグリル、サイドステップ、リアバンパーもNISMO専用設計となっている。
また、足元にも「NISMO」専用のアルミホイールを採用。大径化を果たしつつも軽量な18インチは、ホイール表面を流れる空気抵抗の低減に貢献をするそうだ。
ボディカラーは、ブリリアントシルバー/スーパーブラック、およびダークメタルグレー/スーパーブラックのツートーンをNISMO専用のカラーとして用意。この2種類を含む、全9種類がラインアップとなった。
インテリアは運転の楽しさを予感させる味付けに
次にインテリア。
内装には、専用となる3本スポークステアリングのレッドセンターマークなど、「NISMO」のイメージカラーであるレッドのアクセントを随所に採用。
インストルメントパネルにはカーボン調フィニッシャーを与え、電制シフトにはガンメタクローム加飾を施すなど、スタイリッシュかつスポーティなインテリアデザインとなっている。他にシートやレッドとグレーのステッチを配したドアトリムクロスにも特別感を与えた。
走る歓びを与える専用チューニングも抜かりなし
タイヤは18インチのハイグリップモデルで、サスペンションも乗り心地と操縦安定性能を両立した専用サスペンション。ドライバーの意のままの走りを実現させている。
また、専用チューニングの”電動パワーステアリング”、コーナリングの安定性向上システム”インテリジェント トレースコントロール”を搭載。車線変更やS字コーナーなど、ステアリングの切り返しが発生するシーンでの高い安定性とライントレース性を実現したという。
もちろんドライブフィールも大きく向上。
『リーフNISMO』専用にチューニングされたコンピュータ(VCM)を搭載し、力強く俊敏なアクセルレスポンスを実現したほか、ABS(アンチロックブレーキシステム)やVDC(ビークルダイナミクスコントロール )なども専用チューニングとなっている。
この『リーフNISMO』。市街地やワインディング路において、気持ちの良いドライビングフィールを楽しめる、スポーツEVというわけだ。
リーフNISMO 4,032,720円
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/leaf/nismo.html