ロードサービスや他人の手を借りずに
バッテリーを充電して再スタートできる
クルマのバッテリーが上がってエンジンが始動できないとき、ジャンプコードでほかのクルマのバッテリーから電気をもらう、ロードサービスを呼ぶなど、いくつかの解決策はある。
しかし、手早く他人の手を借りずにエンジンを始動できるのが「ベロフジャパン」がリリースする『クイック・バッテリー・チャージャー アルミニウム』だ。
事前に充電しておけば、クルマのバッテリーにつなぐだけでエンジンを始動できる電気を供給するというスグレモノなのだ。これからの帰省シーズンに、ぜひ携帯してもらいたい逸品といえるだろう。
使い方も超カンタン!『ベロフジャパン』の動画を見てもらえば納得してもらえるはずだ。
バッテリーがあがってしまったとき、真っ先に思いつく対策が周りのクルマから電気を分けてもらうバッテリージャンプだ。
しかし、バッテリージャンプ用のケーブルが必要になるのだが、最低限の工具しか積まなくなったこの時代、ジャンプコードを常備しているクルマがどれだけあるのだろうか?
仮にケーブルは持っていたとしても、電気を分けてもらう相手(クルマ)がいなければ意味がない。
周りにクルマがたくさん停まっている駐車場や住宅街でも早朝深夜ではなかなか人はいないし、通りかかるクルマを止めてというのも簡単ではない。
JAFなどのロードサービスを呼ぶのもいいが、とくにお盆などの帰省時期は同様なトラブルが多く、スタッフが到着するまでの時間は掛かることだろう。
そんなときに役立つのが「モバイルバッテリーチャージャー」だ。これを常備しておけば、例え人里離れた携帯電話の電波も届かないような山の中でも安心である。
「モバイルバッテリーチャージャー」とはポータブルバッテリーのクルマ用といったもので、内蔵する電池はリチウムイオン。スマートフォンより少し大きいサイズながらクルマのエンジンを掛けられるだけの電力を持っている。
ただ、リチウムイオン電池には安全性について色々と言われているので、容量の大きいものは余計に不安があったりする。それだけにクルマのバッテリー上がり時に備えて購入する際は、なによりも信頼できるものを選びたいと思う人は多いだろう。
「ベロフジャパン」が販売するコンパクト&多機能バッテリーの『クイック・バッテリー・チャージャー アルミニウム(以下QBC)』は、経済産業省の定める電気用品安全法(PSE法)に適合。電極やセパレーターもモバイル用途を考慮してショートなどが起こりにくい構造を採用する。
また、強度のあるアルミニウム筐体を使っているので圧迫や衝撃にも強く、リチウムイオン電池に異常が起きても膨張や破裂の事故を防ぐ効果も持っているという信頼性の高いバッテリーチャージャーなのだ。
価格は1万6000円(以下価格はすべて税別)。
内蔵バッテリーは6000mAHの高品質リチウムイオン電池。容量的に3000ccエンジンまでのクルマやバイクのエンジンスタートが可能となっている。起動電流は180A、最大出力は300Aだ。
まず赤色のジャンプコードをバッテリーのプラス端子へ。黒いコードをマイナス端子へつなぐ。
クルマによってプラス端子とマイナス端子の位置は入れ替わるので、必ず確認してほしい。
なお、セーフティー・モジュール ジャンパーケーブルには逆電流出力安全保護機能、プラス・マイナス接続ショート回避機能が付いているので安心だ。
QBCには用途を広げるためのアクセサリーも用意されているので最後にそれらの紹介をしよう。まずは5枚のソーラーパネルを搭載したソーラーチャージャー。
バックアップ電源用OBDIIケーブル(3600円)を使うと、バッテリー交換時にカーナビなどの電子機器のメモリーデータを保護するための補助電源としても使用できる。
クルマ、バイク、自転車などの空気充填ができるエアコンプレッサーは4300円。車中泊用のエアクッションなどを膨らますときも便利だ。
このほか12V出力ソケット(3000円)をQBCに接続すれば、シガーソケットと同様に電源を確保。車内で使うアイテムが車外でも使用することができる。
このように『クイック・バッテリー・チャージャー アルミニウム』は、自動車用バッテリーチャージャーとしてだけなく、アウトドアや災害時にも多彩な使い途ができるので、ぜひとも備えておきたいアイテムといえるだろう。
ベロフジャパン http://www.bellof.co.jp/
(レポート&撮影:深田昌之 動画撮影:佐藤靖彦)