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大径ブレーキを許容するWedsの軽量アルミホイール「TC105X」登場

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TEXT: Auto Messe Web編集部

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アルミ組織密度を高めるスピニング製法採用!
軽量化と高強度を両立する新技術を投入する

自動車用アルミホイールメーカー「Weds(ウェッズ)」が、1993年に初代モデルが登場した”WedsSport  TC”シリーズに最新モデル『TC105X』がデビュー。伝統の極細スポークはもちろん、大径ブレーキローターにも対応したリム構造など新技術を投入し、大幅な進化を遂げた。

weds
スーパー耐久シリーズやSUPER GTをはじめとするモータースポーツに参戦し、ホイールを提供する「ウェッズ」。『TC105X』は、スポーティ系ホイールシリーズ「ウェッズスポーツ」のなかでもレースで培った技術をふんだんに投入した「TCシリーズ」の最新モデルだ。

 

ホイール取り付け面を拡大し、剛性アップ

改良ポイントは、まず車両取り付け面の面積を拡大し、センター部の剛性をアップ。それにより安定したコーナリング性能を獲得した。
そのほか、スポークの側面や裏側など強度に影響を与えないエリアを中心にサイドカットを行ない軽量化。さらに”N‒FLAME”と名付けられたデザインを採用し、サイドカットを施していないスポークにあえて段差を設けることで剛性を向上させている。

 

リムには高強度を誇るAMF製法を採用

さらに、リムの成形には”AMF(スピニング製法)”を採用。
専用のスピニングマシンを使い、本体をバーナーで熱しながら伸ばしていくことで、一般的な鋳造リムに比べアルミ組織の密度がアップ。高い強度と剛性を確保させた。weds

“AMF”によって形成されたリムは、従来モデルからリムプロファイル変更。円すい状にして大径ブレーキローターに対応させたにも大きな進化といえよう。

 

そして、デザイン面でも大きなトピックが用意された。レーシーなイメージの新色”EJ‒TITAN”が設定されたのだ。weds見る角度によって色味が変化する新技術の「蒸着アルミ」という特殊コーティング「ブリリアントディープコーティング」が施されており、光の乱反射を抑制する効果も期待できるのだ。
また、大きくアールを描きつつセンターへとフェイス断面が落ちる”コンケイブデザイン”を採用。スポーツホイールとしての性能だけでなく、高いドレスアップ性をも手に入れたのである。weds

スーパー耐久シリーズのST4クラスに参戦するウェッズスポーツのマシン「トヨタ86」にも装着されていることからも、その信頼性の高さは間違いない。

サーキットユーザーをターゲットにしているため、それを想定してサイズが設定されているのも走り好きには嬉しいポイントである。

 

Weds TEL03-5753-8201
http://wedssport.jp/

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