レオニスMXに限定仕様「ライバルと差がつく特別な２カラー」

投稿日：2018.08.26

TEXT: PHOTO: 藤井修

幅広い車種でイージーに履ける、
華麗な深化を遂げた本数限定モデル

ウェッズ「レオニス（LEONIS）」としては、12年ぶりに登場したメッシュデザイン。奥行感と立体感を持たせたY字ツインスポークや、高い精度のプログラミングで彫られたスポーク根元のマシニングなど、シンプルながらも巧みにデザイン性を強調したホイールが『レオニスMX』だ。
セダンやミニバンやSUVに装着しても格負けしない力強いフェイス面からは、格別の足長感と軽快感を表現。多くのカスタムユーザーを虜にしている。

また、カラーにコダワリのも”レオニス”流儀。メタル感を強めたシルバーとマシニングを与えた新色「HSⅢ/SC」や、天面を鏡面切削してパールブラックのチタン電着塗装を加えた「PBMC/TI」など、立体感を強調するカラーを用意している。レオニスMX、ウェッズ、限定色、PGMC、BK/SC

そんななか、”もっと個性を、さらなる特別感を”といったワガママに応える限定生産の新色が登場。「PGMC」と「BK/SC」の2カラーである。

【LEONIS MX（PGMC限定カラー）】

オトナの色気を力強く醸し出す

「PGMC」は、ガンメタ系の塗料にパール粒子を調合した特別色と、ディスク天面にミラーカットとのコンビを採用したスペシャルカラー。
精度の高い加工旋盤と切削器具による天面の鏡面処理は美しい輝きを放ち、スポーク側面やリム外周では妖艶な淡いブルーを覗かせる。これにより、立体感や伸びやかさはさらに加速。通常のブラポリ（ブラックポリッシュ）では実現することができない圧倒的な造形美が与えられた。

また、リムにはレーザーエッヂング処理による”LEONIS MX”のロゴをさらりと投入。さらにリム奥では”LEONIS”のエンブレムを与えるなど、アイキャッチの演出にも妥協なし。

ボディ色を問わずクールな足元を構築

パールガンメタとミラーカットとの融合は、他にはない独特の輝きを放ってくれる。奇抜さも与えることなく、どんなボディカラーでも確実にハマってくれる懐の広さも魅力。
色気のあるオトナのコーディネートを可能にする。

【LEONIS MX（BK/SC[RED]限定カラー）】

赤と黒、情熱のカラーを足元へ

『レオニスMX』へ与えた、もうひとつの特別色「BK/SC[RED]」。
深みのあるツヤ感を与えたピアノブラックをベースに、スポーク側面にはマシニング加工を投入。さらにマシニングを施した部分には赤色の電着塗装を施すことで、鮮やかなレッド＆ブラックのコントラストを描いてみせた。
ホイールに”赤”と聞けば、変に目立ったり、浮いてしまう心配があると思うのだが、車体には赤のテールランプが備わるため、じつはクルマとのマッチングは良好だ。さらにワンポイントで”赤”を差し色として投入すれば、全体のバランスはさらに向上。上級テクニックなのだが、ステッカーなどのアレンジだと簡単にでき、他との差別化をさらに図ることができるわけだ。

もちろん、「BK/SC[RED]」カラーにもリムエンブレムやレーザー刻印など、レッド＆ブラックの美しいコントラストを放つ仕掛けも投入済み。

「PGMC」および「BK/SC[RED]」の両カラーには、メッキのリングとアルミプレートで構成するセンターキャップを採用。それぞれに専用色を与え、細部にいたるまでスペシャルな世界観が追求された。

スポーティな差し色が映える特別カラー

オトナの色気を奏でるカラー「PGMC」とは異なり、「BK/SC[RED]」はさりげなくスポーティな装いを与えられる絶好の1本。なかでもブラックやレッドのボディカラーとのマッチングの良さは、言うまでもなし。シルバーやホワイトで、足元を主張する履かせ方もおおいにアリだと思う。
赤と黒という情熱のカラーコーディネート。手にするならば今しかない。