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クルマ好きのオッサンは必ず知ってる「懐かしのアイテム5選」

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TEXT: Auto Messe Web編集部

40代〜50代にとっては懐かしいはず?
いまや見かけなくなった絶滅危惧アイテム

絶版車や当時に乗った愛車の名前を見聞きするだけで、当時の懐かしい記憶が蘇ってくることも。
クルマ好きにとっては、当時に流行したアイテムの名前を聞いただけでもそう感じるはずです。
そこで身近にあったグッズから、まさにバブルを象徴する羨ましかったアイテムまで、1980〜1990年代に流行った後付けパーツをクローズアップしてみました。

 

自動車電話アンテナ

アンテナと言っても色々とあるわけですが、バブリーな印象を色濃く残したのが「自動車用電話アンテナ」ではないでしょうか。

トランクの端っこに佇む、何の変哲もない”棒”なのですが、携帯電話が普及していない当時は憧れの存在。設置費で10万円近く、毎月の基本料金は3万円程度もかかったとか(通話料も驚くほど高い)。他にブーメラン形状もありましたが、実際にはダミーが多かったことも覚えてます。

あと、アンテナといえばTV用の「ダイバーシティアンテナ」がありましたね。フィルムタイプの登場で影を潜めましたが、あのロッドタイプのアンテナも懐かしいのではないでしょうか(コイン洗車時は要注意)。

 

グライコ(グラフィックイコライザー)

「イコライザー」とは、音の周波数の強弱を調整できるカーデッキの機能。

山型やU字型といった調整方法がありましたが、13バンドにもおよぶ完全オリジナル調整は難しかった記憶がございます。そんなワタクシは、モードを”ROCK”に設定したり、ラウドネスのONにしたり、まさにデッキ任せでございました(汗)。
ちなみに90年代に入ってからのデジタル表示は、再生中に動くイコライザーの上下運動がカッコよかったのです。アレ、眺めていた人もいるのでは?

 

灰皿芳香剤

いまもボトル入りの灰皿芳香剤はカー用品店で販売してますが、喫煙者の減少や自動車の灰皿も装備されなくなった影響で見かけなくなってきました。

別名、匂い玉。当時は給油や洗車を行なうと、サービスで灰皿に入れてくれるガソリンスタンドも多かったですよね。色もカラフルだったので、他の匂い玉と混ぜたりした記憶も。あの安っぽい匂いが好きでした〜。

ちなみに、CMでおなじみの芳香剤”クルマにポピー”こと「グレイスメイトポピー」はご健在。2018年で40周年だそうです。おめでとう!

 

ドア掛け用ドリンクホルダー

現在は、自動車メーカー様の努力で素晴らしいドリンクホルダーが標準装備されてますが、昔は1個しかないクルマが多数。そんななかで大活躍したのがエアコンルーバー固定型と、ドア固定型の後付けドリンクホルダーでした。

今回取り上げる後者は、パネルとウインドウとの間に引っ掛けてドア上部に設置するもの。ドアは大きく稼働するうえ、閉めた時の衝撃も大きいので、開けたばっかりの缶ジュースだとシートにこぼれることが多かったですね。

 

CDカセットテープアダプター

“マイベスト”をカセットテープのA面に録音していたのが懐かしい時代。徐々に音楽メディアはCDへと移行するわけですが、愛車のデッキはカセットテープのまま。
CDデッキごと交換することに抵抗があった人に活躍したのが「CDカセットテープアダプター」です。

これは、CDウォークマンのイヤホンジャックとアダプターを繋ぐことで、カセットデッキのままCDの音源を聞くことを可能としたもの。CDやMDプレイヤーを固定するためのマウントもありましたね。

 

他には、毛ばたき(ワックス施工車の減少)、コインホルダー(ETCの普及で減少)、レースシートカバー(車種専用カバーの普及で減少)、静電気放電用チェーン(役立たないという噂から減少)など、すっかりと見かけなくなってしまったアクセサリー関連は数多し。

さて、20〜30年後にはどんなアイテムが絶滅危惧種になっているのでしょうか。

 

(ちんサブ)

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