「フツーのミニバンでは物足りない…」
家族が喜ぶ日常を身近にする1台がココに!
キャンピングカーに興味はあるけど、高価で手が届きにくく、ボディサイズが大きく日常の使い勝手も悪そう。
そんなイメージがつきものですが、いまは軽自動車やバンをベースにしたキャンパーも増えてきており、従来よりもグッと身近な存在となってきました。
インテックス大阪で開催された「大阪キャンピングカーフェア 2018」では、アウトドアや車中泊を手軽に楽しめる車両も数多く展示。編集部が注目したのは、普段使いから週末のレジャーまでをカバーする万能キャンピングカー。ターゲットは、ずばりファミリーです。
オリジナルのキャンピングカーを開発・販売する「ホワイトハウス」では、ホンダ・ステップワゴンやトヨや・ヴォクシーといったミニバンをベースにした”バンコン”と言われる車両を披露。バンコンタイプはハイエースが有名なのですが、充実の装備と使い勝手&取り回しに優れるミニバンというのがポイントなのです。では、他にはどこに家族を喜ばせるポイントがあるのでしょうか。
標準モデルにはないポップアップルーフを装備
かつては純正ポップアップルーフ車がありましたが、今ではカタログモデルとしては皆無。ルーフを上げた時にできるロフトの空間は、大人ふたりがゆったりと横になれるうえ、子供たちの秘密基地としても使えるのです。
ホワイトハウスのポップアップルーフは、基礎となる安全強化台と軽量のルーフトップとの2ピース構造。強度、耐久性、耐水性、静粛性に優れているのも特徴ですね。
回転式フロントシートでリビングスペースに早変わり
ノーマルだとシートは回転できませんが、独自に開発したフロント回転シートが備わるのも大きなポイント。
あっという間に対座のリビングスペースができるので、家族との会話が弾むこと間違いなし。他にもセパレート式のセカンドシートによって2名が就寝可能なフルフラットベッドにできるなど、フレキシブルに使えるシートアレンジも魅力なのです。
ポップアップルーフ仕様で286万円〜
前述のように”キャンピングカー=値段が高い”というイメージはつきものですね。
でもプライスが身近となっているのもファミリーの味方。例えば、ステップワゴンのポップアップルーフ仕様で286万円〜。ヴォクシーならば302万6000円〜となります。
この価格は、サブ電源のLED室内照明とドライブレコーダーを装備して、ベース車両より約40万円アップ程度。これを高いと思うのか、安いと思うのかはあなた次第(回転式シート、走行充電システム、エアヒーターなどを装備した充実仕様で約100万円アップ)。奥様や子供の笑顔はプライスレスなのです。
目的や用途に合わせたオプションが豊富
ミニバンベースのキャンパーは、装備によって大きく4つのグレードを設けています。シンクや電子レンジなどを標準装備した最上級モデルも存在しますが、それぞれをオプションで選ぶことも可能。好みのアレンジができるのです。
ちなみに、「ホワイトハウス」では軽商用車のホンダ・N-VANベース(ポップアップルーフ仕様で188万9000円〜)の軽キャンパーや、フリード(同仕様で248万8200円〜)、トヨタ・ハイエース(同仕様で449万8000円〜)など、豊富な車種バリエーションを用意。ルノー・カングーをベースとしたポップアップルーフ仕様などもあるようです。
ミニバンとしての実用性はそのままに日常の買い物にも使える。さらに週末などは、車中泊やキャンプといったアウトドアに大活躍。
毎日付き合える身近なキャンピングカーとして、いかがでしょうか。余計なお世話ですが、奥様とけんかして独りになりたい時もきっと役立ってくれると思います。