ナビの目的地設定からルート案内が
エンジン始動とほぼ同時に完了！
スマホと連携できるカーナビゲーションとは増えてきている。
「パイオニア」の『カロッツェリア・サイバーナビ』は、「ちょっと気になる」「ここへ行ってみたい」など、日常のネット検索で調べたレストランや施設をスマホアプリ『MapFanAssist』にブックマークしておけば、エンジンを始動したらすぐにカーナビと連携してメモリー地点として表示され、目的地設定が素早く、しかも行きたかった場所を忘れることもなくできるのが最大の特徴。いちいちスマホとナビを接続させてから連携をさせる手間を必要としないのだ。
さらに、このスマホアプリで事前にルート検索ができるので、到着地までの所要時間から出発時間の確認・設定も可能。ルートの検索結果も保存もできる。もちろん、それもナビと連動させることは可能だ。
休日に「良いところ見付けたから行ってみよう」などと家族やパートナーを誘ってみたものの、いざカーナビゲーションで検索しても、ちっともお目当ての目的地が出てこない、なんて困ったことはないだろうか？その原因は目的地の名前や住所が異なっていたというのがほとんど。曖昧な記憶に頼った結果なのだ。
おぼろげな記憶を辿りながら再びスマホで検索すれば見付けられるかもしれないが、ナビの目的地設定をするまで待たされている家族やパートナーのテンションが下がってしまうのは間違いないだろう。
カーナビゲーションの最高峰モデルとして長年高い支持を受けている『サイバーナビ』は、高音質なオーディオ性能と優れたナビゲーション性能のほか、車内でユーザーがほしいと思うさまざまな機能を揃えている。そんな『サイバーナビ』は、ドライブと日常生活をシームレスにつなげることができるようになった。
休息時間に調べた場所のデータを
スマホアプリ『MapFanAssist』に記録
昼休みや通勤時間にネットサーフィンして発見したとっておきの場所、テレビやウェブで紹介された観光地やレストランを、最新『サイバーナビ』と連携するスマホアプリ『MapFanAssist』またはWeb『MapFan』サイトのマイページでブックマークしておけば、『サイバーナビ』を起動するだけでその情報を共有化することができるわけだ。
事前にアプリでルート検索して所要時間を確認！
出発時間が確定できて無駄な時間を省ける
そんな『サイバーナビ』とスマホの連携を活用した神奈川県の三浦半島をブラッと楽しむショートトリップに出かけることにした。テスト車に搭載されている『サイバーナビ』は、セレナ専用モデル『AVIC-CE902SE』に通信モジュール『ND-DC2』と安全運転支援機能を持つ『ND-MA1』が組み合わされたフルセットだ。
行き先はネットで見付けた、海沿いにあって美しい景色と動物との触れあいが楽しめるという神奈川県横須賀市の「ソレイユの丘」。園内をのんびり散策したあとに昼ご飯となるだろうから10時くらいには到着しておきたいところ。
スマホアプリ『MapFanAssist』でルート検索をすると新宿からソレイユの丘までの所要時間は約2時間。8時出発でドライブプランを設定した。
三浦半島ショートトリップ当日、パートナーと合流してエンジンを始動すると『サイバーナビ』にはドライブプラン（ルート）が即座に呼び出され、実行ボタンを押すだけでルート設定は終了。
できる男はカーナビの目的地設定も仕事もスピーディにできて当たり前･･･。
ではないが、目的地を検索する時間は大幅に短縮できる。また、サイバーナビがアプリで検索したルートをベースに道路状況などを考慮して最適ルートを案内してくれるからスムースな道を選んでくれるので快適。
昼ご飯は、最近静かなブームになっている葉山の手打ち蕎麦店「和か菜」を候補にしているが、果たして気に入ってもらえるか？
気になるスポットをスマホで検索して
スマホアプリに登録すれば即座にナビ反映
そんなコチラの心配はよそに、助手席のパートナーを見るとスマホで何やら検索している様子。「葉山には美味しいスイーツのお店があるみたいだね」とひと言。想定外の目的地が追加されそうだ。
そうこうしているうちに、渋滞もなく予定通りに「ソレイユの丘」に到着。
プロヴァンス風の園内には、さまざまな花が咲き、季節によっては収穫体験もできる。ちょっと異国情緒のある公園なので散策するだけでも十分に楽しめる。
そういえばホームページには、世界最大のうさぎ 「コンチネンタルジャイアント」が触れると書いてあったはず。早速とふれふれあい動物村へ。実物と遭遇してみると、想像以上に大きい。もはやうさぎのサイズを超えている。
さらに海岸に降りられるところもあり、静かな入り江では秋を感じさせる風景だった。
そろそろお昼ご飯の時間なので、事前にスマホアプリ『MapFanAssist』でブックマークしておいた蕎麦店「和か菜」を提案したらOKだった。
ところが、パートナーがスマホの写真を見せながら「ここのプリンが食べてみたい」と一言。
そんな気まぐれな要望にも、スマホならすぐにネット検索できる。どうやら葉山界隈に数店舗を構える「マーロウ」という店のようだ。とりあえず近そうな店舗をMapFanAssistに登録してみた。
駐車場に戻り、エンジンを始動すると次の目的地「和か菜」が地点が表示され、設定ボタンの「はい」を押すだけルート検索が開始される。
『サイバーナビ』以外にもスマホと連携しているカーナビはあるが、スマホをナビに接続してからでないと登録地などを呼び出せないことが多い。
そんな手間と時間が必要ないのも『サイバーナビ』の魅力の一つだろう。
次の目的地「和か菜」は、葉山の棚田で有名な地域にあるので、蕎麦だけでなく景観も楽しめるというオマケ付き。ソレイユの丘からは約30分で到着できた。
お蕎麦はネットやSNSで紹介された評判通りだった。
お腹が空いていたので大ざるを注文したが、適度なボリュームがあり、サクッと揚がった天ぷらとともに美味しい。パートナーは三色蕎麦に天ぷら。満足してもらえたようだ。
葉山といえば、著名人が訪れたなど有名なレストランや施設など、歴史的にも見どころが満載な場所。そこで再びスマホでネット検索すると葉山マリーナがヒット。蕎麦店で目的地設定を済ませる。
ちなみにサイバーナビの目的地設定の名称検索もスマホライクにできる。フリック入力はもちろん、ある程度文字を入力するとスマホの予測文字変換のように候補が表示されるので、全ての文字を入力しないでもサクッと目的地を検索＆設定できるのも魅力だ。
ナビではできない曖昧検索をスマホでカバー
ロープがヨットのマストを叩く音を聞きながら、マリーナをバックにスマホのカメラで記念撮影。
と、「そういえば」と再びパートナー。今度は、どんな要望があるのだろうか？
「葉山のコロッケ知っている？どこにあるのだろう？」と、もうお腹のお蕎麦は消化された様子。
早速とスマホで検索するとありました。葉山の精肉店で売っているそうだ。
このような曖昧な情報だけでも検索できるのがスマホのメリット。早速スマホアプリ『MapFanAssist』を使って、ソレイユの丘で登録したスイーツ店「マーロウ逗葉新道店」も組み入れたルートを検索。ドライブプランとして登録したので、クルマに戻ればすぐにスタートすることができる。
目的の葉山コロッケを楽しんでいただいた次は「マーロウ逗葉新道店」へ。ここはビーカー入り手作り焼きプリが有名ではあるが、食事をすることができる。
「マーロウ」自体は、三浦半島で採れた魚介類の料理の他、葉山牛のステーキやカレー、ピッツァなどを提供するレストランとしてスタートしている。
今回は、この時期しか食べられないシャインマスカットタワーデザートと本日のデザートセットを注文することにした。
シャインマスカットとプリン、アイスクリームのセットは、ほぼ一房のマスカットが載っていてかなりボリューミー。スイーツ女子には、甘すぎず美味しいプリンとアイスクリームと果物のコンビネーションが堪らないようだ。
また、本日のデザートセットには、プリンとケーキが1プレートに載っている。日替わりの3種類プリンが半分ずつ載せてあるので、それぞれの味を楽しめるところが良い。
今回のショートトリップと言いながらもパートナーの要望に応えたことで、これほど色々なところに行く結果になってしまった。それが可能となったのは『サイバーナビ』とスマホの連携があったからだろう。
スマホで調べた行き先をすぐに登録できて、クルマのエンジンを始動とほぼ同時に連携。目的地設定からルート検索までがすぐに完了するので、結果的にかなりの時短となった分、たくさんの場所を巡ることができたのだろう。
通常のナビなら、クルマに乗ってから再びスマホで店などを検索して、さらにナビの設定もしなければならない。
それに比べると「サイバーナビ」は、思いついたときにスマホアプリ『MapFanAssist』で気になるスポットを登録しておけば、スピーディに目的地やルートが設定できる。
クルマをスタートさせるまでのストレスも時間も軽減できるのは最大のメリットといえるだろう。
もう一度言っておこう。できる男はカーナビの目的地設定やルート設定は、仕事と同様にスピーディーにこなせることが大切だ。
パイオニア・カロッツェリア carrozzeria.jp
＜取材協力＞
ソレイユの丘 TEL046-857-2500 https://www.seibu-la.co.jp/soleil/
マーロウ逗葉新道店 TEL046-874-7622 http://www.marlowe.co.jp/
和か菜 TEL046-878-6206
