【第3期 SJ10(1976-1981)】
550ccエンジンでよりパワフルに
当時、新規格の550ccエンジンを搭載して「ジムニー55」の名称で生まれ変わった第3期・SJ10。
写真の1型はSJ20(4サイクル800ccを積んだモデル)のボディを使用しているため、外からではナンバーを見ないと違いが分かりにくかった。
ボディ形状は幌とバン、スペアタイヤは背面に移動。2型になると前後のトレッドが横に拡大された。
当時は厳しい排ガス規制があったので、排気量を拡大した550ccエンジンといっても最大出力26PSと抑えめだった。
3型ではトレッドの拡大に伴い、フロントフェンダーをワイド化。リアにもオーバーフェンダーが追加された。ボンネット形状もスリット入りに変更されており、冷却性能が高められた。
SJ10
●全長×全幅×全高:3170×1395×1845㎜(幌) ●ホイールベース:1930㎜ ●車両重量:675㎏(幌) ●エンジン:空冷直列3気筒2サイクル539cc ●最大出力(PS/rpm):26/4500 ●最大トルク(kg-m/rpm):5.3/3000
いかがでしたか?
次回は乗用車としての快適性や性能がアップした2代目編をお届けします。
取材協力:アウトクラスカーズ
https://outclasscars.com/