気楽な旅でストレス解消!

キャンピングカーの魅力は、居住設備をある程度備えたクルマなので、ホテルや旅館に宿泊せず自由に旅行が楽しめることにある。
とはいっても日本の職場環境は欧米のように1か月単位の長期休暇を取りにくい。そんな時、キャンピングカーの「気楽な旅」がストレス解消に大いに役立ってくれるのだ。
キャンピングカーの旅なら宿の心配が不要で、時間も自由に決めることが可能。さらにキャンプ場のみならず、高速道路のSA・PA、道の駅等どこでも安心して眠ることができる。
その他、レストランの無い場所でもゆったりと食事ができる気楽さ、ペット同伴でも寝泊まりできる便利さがある。一度キャンピングカーの快適さを味わってしまうと、ほとんどのユーザーは「やみつきになる」といわれている所以だ。

地球に優しく、未来のクルマの在り方のカギを握る

キャピングカーは乗用車とは一線を画しているクルマである。
乗用車は速く、快適に目的地に到達できるかを追求する一方で、排出ガスによる大気汚染や地球温暖化、エネルギー資源の消耗等という課題が残されている。キャピングカーも自動車である限り、この問題と無関係であるとはいえない。
しかし、キャピングカーは快適な移動より「快適な滞在」を目指したクルマ。燃料を消費して走り回るより、止まっている時にこそ本領を発揮するのだ。
そういった意味で、キャピングカーは自然環境に優しいクルマで、しかも自動車の環境問題を解決するカギを持っているといっても過言ではない。
まして、今やEVをはじめとする電動化、自動運転の他に、シェアリング、コネクテッドという変化の波が起きており、今後キャンピングカーはその威力を大いに発揮するといえるだろう。

上質かつ快適な空間を実現。
「メルセデス・ベンツV220d マルコポーロ ホライゾン」

このような動向の中で筆者が最も注目しているのが、メルセデス・ベンツが1998年に日本に導入したVクラスだ。
ワイドでスクエアなスタイリングと広く上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンのセグメントを創出した。このVクラスに、車内で快適に休むことができる特別装備を拡張したプレミアムアウトドアミニバン「メルセデス・ベンツV220d マルコポーロ ホライゾン」を2018年2月に追加発表。まさに上質かつ快適に滞在できる空間を実現している。

【メルセデス・ベンツV220d マルコポーロ ホライゾン専用装備】
ポップアップルーフ

ルーフ上にポップアップルーフを専用装備することで2名まで就寝使用可能なベッド、更にリーディングライトも備えており、快適な時間を過ごせる。

フルフラット機能付きベンチシート
3列目シートにはフルフラット機能を採用し、就寝時は最大3名まで使用可能。更に、アンダーシートボックスも備え足元に十分な収納スペースを確保し使い勝手を向上した。

前席の回転式シート
前席（運転席及び助手席）には最大230度回転する機能を採用し、前席を回転させることで後席対面式のゆとりあるレイアウトが可能で、今までにない自由なシートアレンジで車内空間を最大限に活用できる。

他の標準装備品＆純正アクセサリー
快適性を向上させるラゲッジルームセパレーター、プライバシーにも配慮したカーテン、電動リアクォーターガラス等を標準装備。更に純正アクセサリーとしてターブ＆カーテンセットをはじめ、サンバイザーやフロントサンシェード、折りたたみ収納箱等の魅力的な装備を用意。

先進の安全装備
360度カメラシステムをはじめ、「ディストロニック・プラス」や「レーンキーピングアシスト」等からなる運転支援システム「レーダーセ－フティパッケージ」を標準装備。
特筆は走行中の横風に対して車両片側のブレーキ制御を行うことでより安定した走行性をサポートする「クロスウンドウアシスト」を装備している。

日常はプレミアムミニバンとして活躍し、レジャーではプレミアムキャピングカーへと様変わりするこの「メルセデス・ベンツV220d マルコポーロ ホライゾン」は家族や友人らと大切な時間を過ごすための特別なプレミアムキャンピング仕様のミニバンとなっている。

国産車両画像提供：大森自動車（大阪府泉北郡忠岡町）