国内最大級のフリップダウンモニター登場!
新開閉レイアウト採用で機能性がさらに向上
10月7日大阪市・舞洲スポーツアイランドで開催しているワゴン&トヨタ・ハイエース&軽自動車のドレスアップの祭典「スーパーカーニバル2018」の「パイオニア」ブースでは、ドレスアップしたトヨタ・ヴェルファイアとハイエースの2台のデモカーを展示。
それぞれ10月2日発表したばかり『カーナビ&カーオーディオ』の最新モデルを搭載。高音質サウンドと迫力の映像を披露した。
「パイオニア」ブースの見どころは実に多い。
なにしろ10月2日に登場したばかりの大画面9Vモニターを採用したカーナビゲーション「楽ナビ」、国内最大級13.3V型フルHDフリップダウンモニター『TVM-FW1300-B』といった迫力の映像系エンターテイメントのほか4タイプの新型サブウーファーを早々とお披露目したからだ。
おそらく自動車パーツ量販店などでも、これらを展示しているところは無いはずなので、最新モデルのサウンドや映像を体験したい人には最高の演出といえるだろう。
早速とデモカーをチェックしてみよう。
トヨタ・ヴェルファイアには、ソースユニットに車種専用の10インチモニターモデル『AVIC-CE902VE』を搭載し、通信モジュール『ND-DC2』と安全運転支援機能を持つ『ND-MA1』(下の写真)を組み合わせている。
そして注目は、フリップダウンモニター『TVM-FW1300-B』。フリップダウンモニターとして国内最大級の13.3V型画面による迫力の映像は一見の価値あり!
XGAを超える高解像度のフルHDパネルを採用したモニターは、LCDパネル表面には光沢感のある強化ガラスに「ダブルARコーティング」を行い、不要な反射を排除。高度な映像処理技術で高精細かつ鮮やかな映像を実現していた。
さらにモニターを閉じた状態でも映像を視聴できる「エニタイムビジョン」を搭載。フロントシートを倒して休息しているときに映像を楽しめるというわけだ。3種類(青空/星空/オーロラ)の「ムードピクチャー」を表示することも可能だ。これは開閉方法やモニターの設置面を従来モニターとは逆にした「バックフリップ」によって実現した。バックフリップの採用で、大画面モニターがリヤシートに近づきより迫力ある映像を楽しめる。さらに、運転席からはモニターまでの距離が遠くなっているので、ルームミラーからの視界を妨げることを低減というメリットもある。このほかフロントシートのヘッドレスト後方には、10.1V型プライベートモニター『TVM-PW1000T』を装着し、リヤエンターテイメント性能を高めている。
フロントシートに座れば、高音質サウンドを誇る『サイバーナビAVIC-CE902VE』と17センチセパレート2ウェイの『TS-C1736S』によるピュアな音楽再生を体感することもでる。
このようにヴェルファイアのデモカーは、フロントシートとリヤシートそれぞれで楽しめるというわけだ。
もちろん、ドレスアップカーの祭典「スーパーカーニバル」に展示するデモカーだけに、エクステリアもしっかりスタイルアップされている。
ホイール:レイズ・ベルサスストラテジーア コンキスタ(20インチ EAA)
https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=Conquistaサスペンション:タナベ・サステックPRO ZT40車高調整式サスペンション
https://www.rd-tanabe.com/tanabe/lineup/sustec/pro_zt40/エアロパーツ:ケースペック・シルクブレイズ
http://www.kspec.jp/silkblaze/catalog/aero/minivan_lip/vellfire_30_kou/index.html
最新パワードサブウーファー4モデルを聴き比べ
『サウンドエクスペリエンスカー』と命名されているトヨタ・ハイエースは、リヤシートからラゲッジルームまでをリスニングルームに大改造したデモカー。2016年の登場以来、最新スピーカーをいち聴くことができる移動試聴室として活躍している。
今回のスーパーカーニバル2018では、最新パワードサブウーファー4モデルを搭載。その内訳はバスレフのチューブタイプ『TS-WX300TA』とスラントボックスタイプ『TS-WX300A』、シールドタイプの『TS-WX1210A』と『TS-WX1010A』だ。ウーファーの口径は『TS-WX1010A』が25cm、それ以外は30cm。全モデルアンプを内蔵しているので、手軽にカーナビなどと接続できるモデルだ。
この4モデルを聴き比べするという趣旨なのだ。
ソースユニットは『サイバーナビAVIC-CZ902』。これに17センチセパレート2ウェイスピーカー『TS-F1740S』(¥16,000・税別)をエンクロージャー(スピーカーボックス)にインストールし、パワードサブウーファーという組み合わせたベーシックな2+1システムを構築している。スピーカー&サブウーファーのユニット総額は4万6000円(TS-WX1210Aとの組み合わせでは5万1000円)と、リーズナブルな価格で充実のサウンドを体感できるという提案。
試聴してみると、エンクロージャーにポートを持つバスレフタイプの2基(『TS-WX300TA』『TS-WX300A』)は、厚みのある低音を奏で、極低音の音圧感も体感できる。量感のある音場を求める人には最適だろう。
特にチューブタイプ『TS-WX300TA』は、円筒のエンクロージャーを採用しているためか、より音圧感のある豊かな低音を示す。一方、ボックスタイプ『TS-WX300A』はシャープでキレの良い低音を奏でる。
サブウーファーをインテリアデザインとして魅せたいなら『『TS-WX300TA』、スペース性を重視するなら『TS-WX300A』といった選択肢もあるだろう。
シールドタイプの『TS-WX1210A』と『TS-WX1010A』は、シャープな低音を奏でる。
『WX1010A』は25cm口径なので音圧感は30cm口径の『WX1210A』に比べるとやや薄めだ。しかし、レスポンスを要するスピーディな楽曲を聴く人には小径ユニットならではの追従性に優れているので『WX1010A』を選んだ方が良いかもしれない。
そもそもサブウーファーはドコドコ主張するように鳴らすものではない。それゆえ、メインとなるスピーカーの性能が重要だ。
今回試聴で使用したセパレート2ウェイスピーカーTS-F1740Sは、リーズナブルな価格ながらもハイレゾ対応したクリアなサウンドを提供。
低音の量感などはさすがにハイグレードスピーカーに及ばない部分もあるが、そこをサブウーファーを組み合わせることでバランスの良いサウンドを実現できるという好例だった。
ブース内では、これまた10月2日に登場したばかりの大画面9V型モニターを搭載した新型『楽ナビAVIC-RQ902』とQi(チー・ワイヤレス給電)機能をもった『スマートクレイドル』を展示。
最新鋭1DINメインユニット『MVH-7500SC』も登場。AM/FMチューナーとUSB音源の再生ほか、Bluetoothでスマートフォンで連携できる。その特徴は、スマートフォンの音源を再生できるだけなく、ナビ・SNSなどのアプリをユニット本体で操作できるというもの。もちろん通話もできる。
このほか、パイオニア・ブースではお馴染みのVR(ヴァーチャルリアリティ)は、サイバーナビのドライブに最適な音楽ストリーミング機能「ミュージッククルーズチャンネル」を体験できる催しも行われていた。
パイオニア・カロッツェリア carrozzeria.jp