“ストレスなく旅やイベントを楽しむ”
そんな再発見ができるレンキャンの魅力
“レンタルキャンピングカー”「えっ?キャンピングカーのレンタルなんてあるの?」とか「高いんでしょうね?」なんて言われる事も少なくありません。
じつはとても”勿体無い”ことなのです。この「レンタルキャンピングカー(以後:レンキャン)」を知らないのも勿体ないですが、知っていても「食わず嫌い・借りず嫌い」は人生の半分を捨てるくらいに勿体ないです。
まず、レンキャンは現在、増えていて、欧州からは大手の「マクレント」、アメリカからも参入が相次ぎ、中古から綺麗な新車まで、その車種も豊富で選り取り見取りです。”くるま旅”の先進国である欧米では、観光地には派手なデザインのレンキャンが普通にバンバン走っていますし、やっと日本にも、簡単気軽にレンタルが利用できる環境が育ってきていると言えます。
価格は一見すると高く感じるかもしれません。
が、実のところ「レンタカー+宿泊代」と考えるとリーズナブル。しかも、最近は人気観光地だと、一年先まで宿が予約で一杯なんて事もあるので、宿泊難民ストレスがないのは、お金には換算できないメリットです。
何よりも「自由気ままな旅」がレンタルキャンピングカーのいいところ。
旅先で、結構困るのは、ローカル交通の衰退。1時間どころか1日数本のバス・・・だと、風光明媚な観光地でも、なかなか思うように行動できませんよね。
そして、ここでも問題になるのが宿泊地。俗化していないところ程、宿がなく、あっても満杯……。
その点、レンキャンなら、好きな所にサッサと移動できて、「湯YOUパーク」の様なくるま旅施設など、マナーに違反しない車中泊ができる場所さえあれば、そこが宿泊場所になります。このストレスレスな旅は一度体験したら止められません。
車中泊と遊びを融合した「CAMP JAPAN」
それから、そもそも周辺に宿泊施設のないイベントもあります。
先日、開催された「CAMP JAPAN」は、なんと、富士スピードウェイでWEC(富士6時間耐久レース)+車中泊という”楽しい”をコラボしたイベント。元々、富士スピードウェイには宿泊場所がないので、それまでは車中泊かキャンプしか術はなかったのです。
普通車の車中泊は窮屈ですし、キャンプは雨が降ったら大変です。が、レンキャンなら、それはもう天国と地獄、月とすっぽんぽんの差的に快適です。
同様に、コンサートや各地のお祭り、花火大会、スポーツ(来年はラグビーのワールドカップ)、2020年には、大量宿泊難民が発生することが予測される東京オリンピックでも、レンキャンなら、ウルトラ自由気ままというですね。
思い立ったが吉日!
「キャンピングカー欲しいけど・・・」なって言ってないで、キャンピングカーをレンタルして、自由気ままなくるま旅に出かけましょう!!
原稿&イラスト:さいば☆しん
さいば☆しん(彩羽森:くるま旅作家)
キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさを伝える。体内に凶暴な腹の虫を飼っていることでも有名。