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スパークプラグの交換サイクルが10万km以上に延びた理由とは

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

日々の乗り方でもプラグの良い状態を保てる

 また、プラグにとってはくすぶりも大敵。いまのクルマはECUで空燃比を最適化し、インジェクターで正確な量のガソリンを吹いているので、むかしのクルマに比べ、ずっとプラグがくすぶりにくい。

 とはいえ、普段短距離しか乗らない人、めったにクルマを動かさない人、ほとんど低回転(2000~3000回転まで)しか使わない人は、プラグ発火部にカーボンが溜まりやすい……。

 ときどきは、高回転まできっちり回して、たまったカーボンを燃焼させた方が、プラグの寿命も延びるし、エンジンの調子もよくなる。

まとめると、

  1. 長寿命になったというプラグは、両貴金属タイプのプラグだけ。
  2. 同じイリジウムでも、片イリジウムタイプのプラグは、一般的なプラグと同じ頻度での交換が必要。
  3. 電極が摩耗すると、燃焼効率が低下し、クルマの加速や燃費に悪影響が出やすい。
  4. エンジンの常用回転数が高い軽自動車は、普通車よりも早い段階で交換時期を迎える。

といったところ。プラグの重要性は、むかしのクルマも今のクルマも変わらないので、定期的な点検と交換を怠らないようにしたい。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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