この記事をまとめると
■エラーとなる原因はカードにも車載器にもある
■カードはICチップの汚れなどが原因に
■車載器と料金所の通信エラーとなることも
エラーコードの数値には意味がある? 主なトラブル7つはこう対処すべし!
高速道路などの通行料金支払いで、すでに利用率9割という「ETC」ですが、車載器から発せられるエラー警告を聞いた経験のある人は多いのではないでしょうか。
「カードを読めません、エラー02」など、車載器から発せられる警告にはドキドキさせられますよね。このエラーコードはいくつか種類があって、それぞれに意味があるのはご存知でしょうか。
エラーコードの数値を把握することで、ETC本体の異常なのか、カードに問題があるのか、原因を知ることができます。
では、各エラーの理由を数値ごとに見ていきましょう。
エラー01:ETCカードの挿入不良
エラー02:ETCカードの読み込み異常
エラー03:ETCカードの異常
エラー04:ETC車載器側の故障
エラー05:ETCカードの情報異常
エラー06:ETC車載器の情報処理
エラー07:料金所との通信異常
車載器のメーカーが独自に設定するエラーコードもありますが、トラブルの原因は上記7つ。
では、原因がわかったところで、その対処法について解説します。
エラー01「ETCカードの挿入不良」の対処法
車載器にETCカードが入っているのか、もしくは正しい方向に入っているのかを確認してください。あとは有効期限が切れてませんか?
それでもダメならば、丁寧にゆっくりと入れてみましょう。コレで正常になることも多いですよ。
エラー02「ETCカードの読み込み異常」の対処法
ETCカードのデータがうまく処理できていないので、こちらも挿入方向を確認して入れ直してみましょう。また、チップ本体の経年劣化や汚れの付着も考えられます。ICチップ部分を乾いた柔らかい布で拭いてみてください。
エラー03「ETCカードの異常」の対処法
エラー02と同様に、ETCカードのデータを認識できないことで起こるエラー。
正しい方向にカードは挿入されているのか、チップ部分に汚れはないかを調べてみてください。これでもダメならばチップの損傷が考えられます。